春香山 (907m)B [桂岡コース] 単独 16,7,03
登山 | 地点 | 下山 |
10:25
11:35
12:10
12:40 |
登山口
土 場
銀嶺荘
頂 上 |
15:00
14:00
13:35
13:05 |
[2:15] | 所要時間 | [1:55] |
小樽市の札幌寄りにある山で、冬はスキー登山で、夏は家族連れで賑わう山である。遥山転じて春香山になったらしい。過去2回は、いずれも5月の上旬・中旬に登っているので、ほぼお中間地点の土場の上はいずれも雪山状態だった。今回は、その上の登山道も歩いてみたくて。10年ぶりに3回目の訪問となった。
桂岡の住宅地の道路の最奥が登山口である(1)。道路に車を置かせてもらってスタート。銭函川を左眼下に眺めながらの登山道は、すぐに、住宅地の上ということを忘れてしまうほどの新緑の林の中に続く。
やがて林道と合流したが(2)、いくら歩いても林道のままである。過去の記憶では途中から登山道を歩いた気がする。どこかで登山道への分岐を見落としたらしい。GPSで確認すると、その林道が地図に掲載されていて、その上を歩いている。方向的には間違いない。戻るのも億劫なのでそのまま進んでみた。
その林道が右へカーブする地点に「土場はこちら」と書かれた標識を見つける(3)。
ところが、その下には踏み跡はあるが、ヤブが被っている。人の通った痕跡もある(4)。半信半疑でヤブを漕いで30mほど進むと、正規の登山道に出てひと安心(5)。
やがて、前回までの記憶のある土場へ到着(6)。やがて、銭函峠に到着。新しい標識が設置されていた(7)。
銭函峠からはほぼ水平な道となるが、途中からこのときはまだ頂上が見えていた(8)。前回の2回は周りはまだ雪に覆われていた管理人が常駐する東海大学の山小屋・銀嶺荘に到着(9)。
過去は、雪の斜面を直登したので、ここから先の登山道は初歩きである。林道跡を辿って行くと分岐があり、上から二人連れが下りて来た(10)。訊くと、「頂上からの展望はきれいに見えましたよ」とのこと。
地図からも予想した通り、急な登山道だった。 初めて歩く新鮮な急な登山道を登っていくと、ときどき札幌方向の眺望はあるが、850mくらいでガスの中に入っていく。誰もいない頂上へ到着したが、案の定展望はなし。
休んでいる内に三角点がないことに気付いた。GPSを見たら、トイレ道と思った微かに続く薮中の踏み跡の先らしい。藪をこいで進んでみた。しかし、途中で大木の倒木に遮られ、その先がはっきりしないので、億劫になり戻ってしまった。もう少しなのに根性がなくなったものだ。 下山後調べたら、二等三角点で点名は「小樽内」とのこと。 25分ほど待ってみたが、晴れそうにもない。諦めて下山開始。
標高にして 50mほど下ったら、ガスから抜けて、ぼやっと札幌方向の眺望が広がってきた。
あとは、正規の登山道を下り、見落とした分岐と標識を確認した(11)。林道は「迂回コース」と書かれているので、こちらからも登る人がいるようだ。