五葉山(1341.3m) <岩手県> (日本三百名山)  05,11,09 


道の駅「遠野風の丘」発
登山口で天候回復待ち

●赤坂峠コース<単独>
●標高差 629m
登山地点下山
10:35
11:05
11:40
11:55
登山口
畳 石
しゃくなげ荘
頂 上
13:05
12:30
12:05
11:55
[1:20]所要時間[1:10]
五葉温泉しゃくなげの湯(入浴)
道の駅「みずさわ」(車中泊)

県道沿いに北限のニホンシカを見ながら

強風とガス中に立つ巨大な花崗岩柱の頂上標識

・夜を明かした[道の駅遠野風の丘]も朝から雪が降り頻る。天気予報から何とか可能性のある山は、沿岸に近いこの山だけである。
登山口のある釜石と大船渡の境界の赤坂峠を目指す。ニホンシカの北限生息地とかで、途中で多く目撃する。

・夏タイヤでも大丈夫だった標高715mの登山口もやはり雪が降り続く。予報を信じて回復を待つしかない。2時間ほど待つと、上空に
青空が覗き雪も止むが、頂上の方向は黒い雲に覆われたままで風も強い。

・天候回復を期待して上下カッパに身を包んでスパイク長靴でスタート。登山道は白い花崗岩の岩や礫の道で、ツツジの群生がず
っと続く。1000mを越す5合目辺りから5cmほどの積雪でツツジの樹氷が美しいが、ガスが濃くなって来る。1200m付近からこれまで見
たことのないほど見事なシャクナゲの群生が続く。シャクナゲ山荘の前を通り、まもなく広い頂稜に出ると、強烈な西風が襲って来る。

・日枝神社の横から標識に従い、方向を北東に変える。ガスと強風の中、雪で覆われた低いハイマツ帯の中にロープの間に岩が露
出した道を進むと、表面にボンヤリと太い大きな柱が見えてくる。立派な花崗岩の頂上標識であった。展望はすべてガスの中。

単なるピークハンターだけで終わったという小さな罪悪感がなくもない頂上であった。急な登りもなく、見事なツツジかシャクナゲの頃
にでものんびり再訪したい山となった。

晴れ間が覗く登山口を出発

登山道の右側に五葉ダムが覗く

道の両側はずっとツツジの群生〜頂上方向は見えず

賽の河原

畳石〜この周辺もツツジ庭園

ハクサンシャクナゲのみごとな群生が続く

避難小屋・しゃくなげ荘

頂上稜線に立つ日枝神社

夏は高山植物の花畑らしい広い頂稜を進む



HOMEへ  本州・四国・九州の山紀行へ

inserted by FC2 system