五葉山(1341.3m) <岩手県> (日本三百名山) 05,11,09 |
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県道沿いに北限のニホンシカを見ながら |
強風とガス中に立つ巨大な花崗岩柱の頂上標識 |
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・夜を明かした[道の駅遠野風の丘]も朝から雪が降り頻る。天気予報から何とか可能性のある山は、沿岸に近いこの山だけである。 登山口のある釜石と大船渡の境界の赤坂峠を目指す。ニホンシカの北限生息地とかで、途中で多く目撃する。 ・夏タイヤでも大丈夫だった標高715mの登山口もやはり雪が降り続く。予報を信じて回復を待つしかない。2時間ほど待つと、上空に 青空が覗き雪も止むが、頂上の方向は黒い雲に覆われたままで風も強い。 ・天候回復を期待して上下カッパに身を包んでスパイク長靴でスタート。登山道は白い花崗岩の岩や礫の道で、ツツジの群生がず っと続く。1000mを越す5合目辺りから5cmほどの積雪でツツジの樹氷が美しいが、ガスが濃くなって来る。1200m付近からこれまで見 たことのないほど見事なシャクナゲの群生が続く。シャクナゲ山荘の前を通り、まもなく広い頂稜に出ると、強烈な西風が襲って来る。 ・日枝神社の横から標識に従い、方向を北東に変える。ガスと強風の中、雪で覆われた低いハイマツ帯の中にロープの間に岩が露 出した道を進むと、表面にボンヤリと太い大きな柱が見えてくる。立派な花崗岩の頂上標識であった。展望はすべてガスの中。 単なるピークハンターだけで終わったという小さな罪悪感がなくもない頂上であった。急な登りもなく、見事なツツジかシャクナゲの頃 にでものんびり再訪したい山となった。 |
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晴れ間が覗く登山口を出発 |
登山道の右側に五葉ダムが覗く |
道の両側はずっとツツジの群生〜頂上方向は見えず |
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賽の河原 |
畳石〜この周辺もツツジ庭園 |
ハクサンシャクナゲのみごとな群生が続く |
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避難小屋・しゃくなげ荘 |
頂上稜線に立つ日枝神社 |
夏は高山植物の花畑らしい広い頂稜を進む |