元服山(477m) (赤井川村/仁木町)
 <冷水トンネルルート>  16,4、3 単独  つぼ足&かんじき 

ニセコでのベテラン研修会が早く終わったので、手軽に登れるということで、急きょ登った。

登山
地点
下山
11:40
11:50
12:20
12:40
冷水トンネル入口
山梨林道
斜面取り付き
頂  上
13:30
13:20
----
12:45
[1:00]所要時間[0:45]
14:00 赤井川カルデラ温泉(入浴)
19:00 余市道の駅(泊

 赤井川カルデラの外輪山のひとつで、赤井川村と仁木町の境界線上にある低山(三等三角点名・大登)だ(1)(赤井川村市街地北外れから撮影)。以前から、山名に興味を抱いていた。同じことを考える人もいるようで、HYML仲間の記録も多い。しかし、赤井川村役場に問い合わせても、山名の由来は分からないとのこと。

 ニセコでのスキー研修会が、雨で早く終わった。しかし、昼近くなって、天候が回復した。そこで、手軽に登れそうなので、急きょこの山に向かった。

 低山なので、山裾のどこからでも登れそうだが、道道36号線の2011年に開通した冷水トンネルの赤井川村側の駐車場から登った。準備をしていたら単独の男性が下りて来た。往復2時間だったとのこと。


  駐車場を後にして、その足跡を辿りながら進むと(2)冷水峠から山の南側をずっと巻くように続いている林道山梨線に出た(3)その林道からは直登は可能だが、非常に急で、下りはともかく、登る気にはなれない。先行者の足跡を辿って進む。


 道端で、柔らかい綿毛を膨らませたネコヤナギを目にする(4)。先行者の足跡はさらに先に続いているが、頂上から遠くなるので、斜度の緩んだところから斜面に取りついた(5)。


 山頂部を目指して、斜面を登って行ったら、遠回りした先行者の足跡と合流。山頂部は平坦になっている。しばらくその足跡を辿って行ったが、頂上となる右の高い方へは向かっていない(6)GPSで確認しても頂上は右の林の中である。微かに一番高い林の中へ近付いたら、ピンクテープが2本ぶら下がっていた。GPSで確認したら、やはりそこが頂上だった(7)

 先行者は、「頂上には何もそれを示すものはなく、ちょっと開けたところだった」と話していたところをみると、別のところを頂上と勘違いしたようだ。

  そのようなところを探して南側の開けたところに行ってみたら、そこに足跡があった。そこを頂上と勘違いしたようだ。その西側に4年前の4月に登った外輪山の最高峰・大黒山が見えた(8)
  下山は、かんじきを履き、北側の394峰とのコルから続く谷を目指して急斜面を下った。急斜面を下る途中から、余市のシリパ岬と余市市街地も見えた(9)

 急斜面を下って行くと、眼下に冷水トンネル手前の道道36号線とそれを挟んだ向かい側には、大黒山が見えた(10)

 谷地形の中を下って行くと、登りで通った林道に出た。下山後、赤井川カルデラ温泉でのんびり過ごす。





















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