月山(1984m) <山形県> (日本百名山)  07,9,02
 
●弥陀ヶ原コース  <単独>
登山
地点
下山
5:50
7:05
8:05
弥陀ヶ原登山口
9合目仏生池小屋
頂  上
10:30
 9:25
 8:35
「2:15]
所要時間
[1:55]

大鳥居側の公園から望む朝焼けに浮かぶ月山の全容

月山神社に独占された頂上
・スキー歴の長い自分にとって月山といえば、サマースキーのメッカであるが、まだ滑ったことはない。湯殿山と羽黒山を加えた出羽三山の主峰として、昔から霊峰として厚い信仰に支えられてきた山である。

・北アルプスから東北に転進して4日目で一番好天の朝を迎える。庄内平野の周りの山々はすべてくっきりと見える。しかし、青空はなく、薄曇りである。午前勝負であろう。

・弥陀ヶ原からのコースは、すでに8合目である。どうやら一番スタートのようである。常に鳥海山を背に時間的余裕もたっぷりあるのでのんびりと歩く。日本海側はすべて展望が広がるが、内陸部は雲海の上にいくつかのピークが頭を見せるだけだ。汗を掻くような急登もなく、広大な高原状の稜線漫歩気分の2時間ちょっとで頂上部を月山神社に独占された感のある山頂に到着。しかし、そこでは休むことはできない。神社の裏側に大きな露岩のピークがあり、その一段低いところに一等三角点が設置されていた。

・下山は、日曜日ということもあり、次々と登ってくる登山者との挨拶に忙しい。200名ほどはいたであろう。中に、白装束に身を固めた出羽三山の参拝者の一団も登ってくる。

6合目付近の車道から頂上部分を眺める

弥陀ヶ原の池塘群の北側に見える鳥海山

弥陀ヶ原から頂上部を見上げる

東面に点在する池塘群〜内陸部は一面の雲海

頂上部を見上げる

最後の登りと月山神社

雲海の上に頭を並べる朝日連峰の山々

神社の後ろ側に設置されている一等三角点

白装束に身を固めた出羽三山の参拝者一行

出羽三山
出羽三山(でわさんざん)とは、山形県庄内地方にひろがる月山・羽黒山・湯殿山の総称である。
修験道を中心とした山岳信仰の場として、現在も多くの修験者、参拝者を集める。
それぞれの山頂に神社があり、これらを総称して出羽三山神社という。
羽黒山に三社の神を併せて祀る三神合祭殿がある。

月山登山の前日に、湯殿山神社と羽黒山の出羽三山神社に、当日、主峰の月山神社に参拝した。
詳しくは「出羽三山神社公式ホームページ」をどうぞ!

湯殿山神社の大鳥居
〜ご神体は温泉の石灰華ドームだった

羽黒山山頂にある三神合祭殿(出羽三山神社)

下の方にある出羽三山神社参拝路入口の鳥居

参拝路途中の巨木の杉木立の中に
ひっそりと佇む国宝・羽黒山五重の塔

偶然、修業「秋の峰」の170名の山伏に
扮した信者の行列に出会う

出羽三山の主峰・月山の頂上にある月山神社

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