5:40 むかわ道の駅発
登り | 地 点 | 下り |
7:00
8:10 |
奥山牧場
頂上 |
9:00
8:25 |
[1:10] | 所要時間 | 「0:35] |
ヌモトル山へ
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日高町(旧門別町域)を流れる厚別川の支流賀張川の水源に位置する一等三角点の山(点名・賀張山)である。もともとはアイヌ語でポロヌプリ(大きい山)と呼ばれていたそうだ。ちなみに南隣の421ピークがポンヌプリ(小さい山)とのこと。同じポロヌプリとポンヌプリは、先日登った
倶多楽湖の外輪山の四方嶺(ポロヌプリ)とその南にあるポンヌプリと同じだ。
この山の記録をアップしている
「地図がカイドの山歩き」のsaijyoさんによると、
賀張方面からはどの角度から見ても大小二つの三角形に見えるため、和人の間では“賀張の三角山”とも呼ばれていたそうだ。また、門別町町史によれば松浦武四郎の「東蝦夷日誌」には「川上に二ツ家ノ如き岳あり、漁者海上にて是を目的とする故号とも伝。土人是を尊拝し、神酒を供ふと」とあり、アイヌの人たちにとっては古くから神聖な神の山とされていたとのことである。雨乞いの祈願(カムイノミ)も近年までこの山で行われていたらしい。ちなみに、地名の「カバリ」であるが、同日誌によれば賀張川河口の海中に見える平らな岸礁を言い表しているとのこと。