はじめに

 ネパールヒマラヤトレッキングは、昨年3月のランタンに次いで2回目である。
昨年は、これまで何度もヒマラヤトレッキングを経験しているyamaさんをはじめとする函館の顔なじみの5名で参加した。

今回は、ほかのメンバーがすでに経験している
世界最高峰エベレスト(ネパール語でサガルマータ、中国語でチョモランマ)と、
それをとりまく名峰群を眺めながら歩く、
ネパールヒマラヤの定番人気コース・エベレスト街道のトレッキングをしたくて単独でツアーへ申し込んだ。

今回のツアーも、これまで2回お世話になっている札幌の「りんゆう観光ツアー」が窓口となっている
「アルパインツアーサービス」の『エベレスト・パノラマ・トレッキング12日間』の企画への参加である。

単独での参加であったが、たまたま、今回のツアーリーダーが、
3月上旬に函館で開催された「海外トレッキングツアー説明会」の説明にいらして、
その夜、りんゆう観光のTuさんのお誘いで3人で一緒に飲んだKaさんということが分かり非常に心強い。


移動日 4/11,まずは、関西空港へ

函館発16:25〜関西空港着18:20〜(JR)〜日根野ステーションホテル(泊)

 今回のツアーは、成田空港からバンコクへ飛び、翌日ネパールの首都カトマンズ入りする13日間のツアー5名と、私の参加した関西空港から上海経由の直行便でネパールの首都カトマンズへ入りする12日間のツアー6名がカトマンズで合体して11名のツアーとなった。

 どちらにしても、函館からの参加は前泊が必要である。前日の夕方、函館空港からの直行便で関西空港へ向かい、JRに乗り換えて、りんゆう観光で手配してくれた日根野ステーションホテル落ち着く。
  
 雨の中、夕食を摂りに外へ出る。しかし、近くには居酒屋は数軒あるが、食堂がまったくない。戻ってホテルのレストランでもよかったが高そうなので、駅前のコンビニでビールと弁当を買って戻り、ちょっと侘しい夕食となる。

1日目 4/12,関西空港からカトマンズヘ
関西空港集合9:50  関西空港発12:00〜(上海経由)〜カトマンズ空港着17:30 ラディソンホテル(泊)

○関西空港からスタート

 集合時刻に間に合うようにホテルのシャトルバスで再び関西空港へ。まずは、4Fの国際線出発ロビーのスカイポーターの事務所で数日前に送っておいたスーツケースを受け取り、帰りの申し込みもする。

 集合場所は北団体受付カウンターの39番前である。ツアーリーダーは昨日のうちに成田組と一緒に先にカトマンズ入りして、ラディソンホテルで合流することになっているので、そのカウンターの係員から必要な書類やチケットを受け取り、6名が揃った段階で顔合わせをし、カトマンズまでの行程の説明を受ける。

 私のほかの5名は、藤沢市の女性2名(KuさんとNaさん)、大阪の女性2名(KiさんとNaさん)、徳島の男性1名(Oさん)である。女性はいずれも50代後半か?男性は私と同年齢だそうである。

 我々が乗り込むカトマンズヘの直行便はロイヤルネパール航空である。10分ほど遅れて飛び立ち、落ち着いたところですぐに飲み物と昼食の機内食(1)が出された。缶ビールを1本飲む。

 2時間ほどで雨の上海へ到着。初めて目にする上海は上空からであるが東京並みの大都会である。乗客は一度全員降ろされ、空港の待合室へ誘導される。20分ほどで再び機内へ。上海から乗り込んだネパール人の人たちが増えていた。

 上海からカトマンズまでは5時間ほどのフライトである。3時間ほどはずっと雲の上で、下が見えず、函館中央図書館から借りて持参した上中下3冊セットの宮部みゆき編の「松本清張傑作短編コレクション」を読んで過ごす。夕食も機内食で、缶ビールを2本飲む。当初ヒマラヤ山脈の上を越えるのかと期待していたが、それはなく、カトマンズが近くになってようやくその山並みを目にすることができた(2)。

 時差がマイナス3時間15分の17:30に2回目のカトマンズ空港へ到着(3)。外へ出ると、日本語の上手な地元の受け入れ会社の方が迎えに来てくれていた。迎えの車で、アルパインツアー専属契約?のこれまた2回目のラディソンホテルへ到着し(4)、ツアーリーダーのKaさんと再会する。

 当初は、我々の到着を待って成田組と顔合わせを兼ねて一緒に夕食を摂り、その後、明日以降の行程の説明をする予定だったらしいが、私たちが機内食で済ませてきたので、顔合わせはなく、我々だけが先に明日からの行程の説明を受ける。ルピーとの両替は3,000円で1,680ルピー(1ルピー=1.6円)であった。昨年は1,860円(1ルピー=1.8円)だったので、円が少し安くなったということか?昨年の残りの1,200ルピーほどを持参してきたので、3,000円だけ両替をする。

 部屋割りは、徳島のOさんと相部屋で、この後のロッジも含めてずっと2人の相部屋であった。荷物をスーツケースから支給されたダッフルバックに詰め替えて、シャワーを浴びて早朝の行動開始に備えて早めにベッドに入る。いよいよ明日はルクラへ飛び、エベレスト街道へ入るのである。

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