冬の恵山(618m)  
<椴法華コース> かんじき&ツボ足 妻同行  13,3,17
過去の恵山の山行記録
妻のリクエストに応え、自分も初めての冬の恵山へ

8:10 自宅発
9:45 椴法華コース林道入口
登山
地 点
下山
10:00
11:30
12:25
林道入口
権現台コース分岐
頂 上
14:20
13:25
12:40
[2:25]
所要時間
[1:40]
14:40 ホテル恵風(入浴)
17:00 帰宅
 以前から妻が「冬の恵山に登りたい」と言っていた。何度も登っている恵山だが、考えてみたら自分もまだ冬の恵山には登っていなかったので、ちょっと遅きに失した感がないでもないが、椴法華コースを往復した。 

 厳冬期でも雪の少ない山だが(1)雪の状況がよく分からない。林道を車で奥まで入ろうとしたが、雪が思ったより多く、少し入ったところから出発(2↓)。自分はかんじき、妻はスノシュー・・・ところが、妻のスノーシューの裏の爪の部分にベタ雪がくっついて団子状になってとても歩けない(3↓)安いスノーシューだからだろうか?スノーシューを途中にデポし、自分がかんじきで先を歩き、妻にはツボ足で後ろから歩いてもらった。

 妻はときどき踏み抜いてはいたが、思ったより埋まらずに歩くことができた。普通の山は標高が高くなると雪が深くなるが、雪が深かったのは、下の七曲がり部分だけだった(4)


 岬展望台分岐下の南斜面の岩場に出たら、雪がなく地面が露出していた。そこから頂上方向の斜面を見上げたが、白い雪の中では溶岩の黒さが際立って見える(5)やがて、火口原へと入っていくが、ここの雪は堅雪でまったく埋まることがなかった。権現台コース分岐から眺める賽の河原は夏よりも荒涼感が増していた(6)
 

 権現台コースからは、氷結した雪面と露出した地面が続いているので、かんじきも分岐にデポし、ツボ足で登ることにした。ところどころアイスバーンやプラブーツでステップを切らなければならないところもあったが、北面は風通しが良いのか、ほとんど雪がなく、夏場と同じような様相を呈していた(7)。噴煙が立ちこめる辺りも噴煙の熱と地熱の関係か雪はほとんどない(8)


 上の方へ上がって行き、登山道が北西の風を受けづらい東面をトラバースするようになると、雪が付いていた(9)。溶岩の間から眼下に下山後に寄るホテル恵風と白い恵山岬灯台が覗く(10)


 2時間45分で風の強い頂上へ到着。さすが、夏よりは時間が掛かった(11)。頂上から北側には、わずか5日前に登った古部丸山(古部岳)の姿が目立つ。左手前は海向山(12)

 ゆっくり休みたいところだが、風を避ける場所がなく、早々に下山開始。雪の深い七曲りコース部分は気温も上がり、かんじきでも埋まるようになっていた。ツボ足の妻は踏み抜きの連続で、かなり体力を消耗したようだ。下山後は、ホテル恵風の温泉でゆったり疲れを癒して帰路に就いた。 

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