大無間山<だいむげんざん>(2329m)(日本二百名山)  <静岡県> 09,8,6  
●田代中コース
 <単独>
登山
地点
下山
 5:20
 7:30
 9:05
 9:40
10:30
田代中
小無間小屋ピーク
小無間山
中無間山
大無間山
15:05
13:35
12:10
11:35
10:40
[5:10]
所要時間
[4:25]
16:00 赤石温泉・白樺荘(入浴)
17:30 井川地区市街地駐車場(泊)

井川雨畑線の峠付近から望む大無間山(奧ピーク)
手前尾根が登った鋸歯と鋭峰の小無間山

明るいガスで覆われた頂上
広々としたテン場にもなっている

・この山は、南ア深南部に位置する山である。一昨日、井川雨畑線の大笹峠からその悠然とした目立つ姿を眺めて、登行意欲を掻き立てられていた。日帰りではロングでハードなコースで有名な山である。

・ピンポイント予報では朝から雨のはずだったが、青空が広がり、雲も高い。午前中は雨はないと確信して登山口へ向かう。途中から登る稜線上の鋸歯の4つのピークも見えていた。翌日からの主稜線の山に入る関係でどうしてもこの日に登っておきたかった山である。

・静岡市葵区井川の県道沿いにある田代中の登山口を5:10にスタート。この山の核心部は、小無間小屋ビーク(P4)から小無間山までの鋸歯と呼ばれるP3〜P1の4つの尖峰のを越えていく険しい尾根だった。慎重に登り下りした。中でも、P1とのコルから小無間山への登りが最も急で険しかった。その前後は淡々と歩ける快適な登山道で、下のヒノキ林以外は頂上までずっと深い原生林の中の歩きだった。

・登りは、時折日射しもあったが、一等三角点が設置された広い頂上は明るいガスに覆われて、その下にある唯一の展望台からの眺めは乳白色一色。ただし、鋸歯からは大井川の深く壮大な渓谷が見えた。頂上は昨日の高塚山同様ハエとアブが煩くて休んでいられない。証拠写真を撮って早々に退散。下山途中の小無間山を越えた辺りから雨に降られた。

・明日はあまり良い予報ではないが、畑薙第一ダムから東海フォレストの経営する山小屋利用前提の送迎バスに乗り換えて、さわら島へ入る予定。そこから荒川小屋泊の一泊二日で赤石岳〜荒川三山の循環縦走の予定。そこで、下山後、畑薙第一ダムまでの下見をして、その手前にある6月にオープンしたばかりの赤石温泉・白樺荘に入浴。携帯の通じる井川地区市街地まで戻って夕食と車中泊。

珍しく田代中の集落の県道沿いにある登山口

諏訪神社の参拝道から登山道へ〜左側に豊富な湧水あり

三等三角点の設置された小無間小屋ピーク

小無間山への壁のような急な登り

P1と小無間のコルから大井川源流部を見下ろす

P1と小無間のコル上の崩壊地

P1と小無間のコルから越えてきた鋸歯P1を振り返る

三等三角点の設置された小無間山

一等三角点の設置された広々とした大無間山頂上


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