朝日連峰・朝日岳(1870m) <山形県> (日本百名山)  10,7、19 
 
●日暮沢登山口
   〜竜門避難小屋(泊)
登下山
地点
 4:40
 4:55
 6:45
 7:45
 8:35
 8:50
10:40
10:55
12:35
13:50
登山口
林道終点
古寺コース分岐
古寺山
小朝日岳着
  〃  発
大朝日岳着
  〃  発
西朝日岳
竜門避難小屋
[9:10]
所要時間

金玉水から望む一瞬姿を見せた大朝日岳頂上

ガスの中の頂上

・今回の本州遠征は、ずっと登り残してきた朝日連峰の山からスタート。朝日岳と以東岳はそれぞれ日帰りのできる山ではあるが、花の稜線歩きも楽しみたかったので、日暮沢から1泊2日で6の字?縦走にトライ。
〈1日目〉日暮沢〜小朝日岳〜大朝日岳〜西朝日岳〜竜門避難小屋(泊)、〈2日目〉竜門小屋〜以東岳ピストン〜日暮沢

・東西30km、南北60kmとも言われる広大な朝日連峰。その最高峰が大朝日岳である。南北から見ると盟主に相応しい気品溢れる三角錘の山容がみごと。

・縦走装備で日暮沢登山口をスタート。時計周りに小朝日岳〜大朝日岳〜西朝日岳と廻り、竜門避難小屋へ。テントを担いで上がったのに、幕営禁止だった、ガ〜ン!

・予報は晴れだったが、1700mのラインから上は雲で覆われ、小朝日岳は終日きれいに見えていたが、肝心の大朝日岳と西朝日岳は残念ながらガスの中で風も強かった。金玉水の上から一瞬だけだが大朝日岳の三角錐の鋭峰が見えた。1700mより下に下りると、東西の展望が広がる。明後日登る尖った祝瓶山も見えたが、明日の以東岳は見えなかった。花の種類も多かった。もう終わりかけだったがヒメサユリに2年ぶりに再会できた。

・竜門避難小屋は、管理人もいて、7年前に建て替えられた洋式水洗トイレの快適な避難小屋で1500円だった。だだし、350ccの缶ビールが日本で2番に高いという800円。それでも飲んじゃった。ちなみに1番は飯豊山の1000円だとか。明日の天候は、小屋の管理人に言わせると今日と同じような感じだとか・・・。なんとか以東岳の姿も拝みたいものだ。

古寺山から小朝日岳と頂上を雲に覆われた大朝日岳

頂上をガスに覆われた大朝日岳への登り

鋭く尖って、岩崖を見せる小朝日岳東面

2年ぶりに再会したヒメサユリ

多く目にした名称不明の花

大朝日岳への登りから小朝日岳を振り返る

西朝日岳への稜線から見えた祝瓶山

竜門岳から竜門避難小屋を俯瞰する

7年前に建て替えられた竜門避難小屋

以東岳(1771m) <山形県/新潟県> (日本二百名山)  10,7、20 

●竜門避難小屋〜以東岳ピストン
 〜日暮沢登山口
往路
地点
復路
6:50
7:35
8:10
8:45
9:45
竜門避難小屋
寒江山
狐穴小屋
中先峰
以東岳
12:45
12:00
11:15
10:50
10:00
[2:55]所要時間[2:45]
下山
地点

13:30
14:15
14:40
16:30
竜門避難小屋
ユーフン山
清太岩山
日暮沢登山口
[3:00]
所要時間

他サイトから借用
狐穴小屋付近の池から望む以東岳

ガスの中の頂上

・以東岳は、朝日連峰の北部にどっしりとした量感溢れる山容で聳える山で、山形県と新潟県の県境稜線上に位置する。大朝日岳と共に朝日連峰を代表する名峰である。しかし、終始ガスでその姿を拝むことができなかった。

・夜中に吹き荒れた風が少しおさまった6:50、天候の回復を期待して、ガスと強風の中、日帰り装備で竜門避難小屋をスタート。しかし、最後まで主稜線の山々は雲の中だった。花の百名山に相応しい足元の花々だけが楽しみだった。特に、大朝日岳〜寒江山の間に花が多かった。単なるピークハントに終わった感じでやや不満が残る。後ろ髪を引かれる思いで、竜門小屋から再び重い重装備を背負って、日暮沢登山口へ下った。今日も昨日に引き続き9時間行動だった。

・下山後、近くの大井沢温泉で3日ぶりに汗やら汚れやらを流す。その後、ちょっときつかったが、明日の祝瓶山に一緒に登る新発田市在住の友人Niさんとの待ち合わせ場所の道の駅「白い森おぐに」まで走った。

狐穴小屋の先の花崗岩の岩頭

北海道にはないヒナウスユキソウ

タカネマツムシソウ

寒江山南斜面に多かったハクサンシャジン

ノリウツギ?
タカネコウリンカ?

以東岳頂上直下に咲いていたハクサンシャクナゲ

竜門岳から下る尾根のユーフン岳を眺める

下りの尾根から竜門岳と竜門小屋を振り返る
〜直下の竜の形の雪渓がこの山名の由来

  (進む)祝瓶山へ


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