チロロ岳登山道整備 [パンケヌーシ川曲り沢] 5名   05,6,23 
96,7,14のチロロ岳本峰と西峰

日高町職員が中心となった登山道整備に参加し、9年振りに二の沢出会いまで再訪する。

 1週間ほど日高道の駅を拠点として北日高の山を登り歩いていたが、この日、日高山脈ファンクラブ事務局長のTaさんを中心にとした日高町役場職員によるチロロ岳登山道整備があることを知り、会員No,00001としては、何かお手伝いすることがあればと参加した。

 4時に日高道の駅に集合し、チロロ岳登山口を目指す。この登山道は、曲り沢を源頭まで詰めて尾根を乗っ越して二の沢をさらに源頭まで詰めるという珍しい登山道である。11年振りにその曲り沢に入ったが、雪解け水の増水で徒渉に苦労しながら、登りでは邪魔な枝切りをしながら登っていく。曲り沢の上の方の一番斜度のきついところの標高差200mほどはびっしりと雪が詰まっていて、緊張の上り下りだった。さらに、尾根を乗っ越す地点から二の沢を見上げたが、ここもびっしりと詰まっている。

 びっしり雪の詰まった二の沢は整備のしようがないので諦め、二の沢取り付き部分と乗っ越す尾根の登山道を丁寧に整備してして下ることにする。下山時に歩きに邪魔となる枝切りや笹刈りをしながらずっと下るが、取水ダムの上200mほどの間の笹刈りが最もきつかったし、手間が掛かった。およそ8時間半に及ぶ整備作業を終えて登山口を後にした。

沢の様子や作業の様子

増水の曲り沢を登っていく

上二股出合い付近のエゾノリュウキンカの群生の中を行く

邪魔な枝を切りながら

この上の標高差200mほどがびっしりと雪が詰まっていた

乗っ越し尾根から二の沢を見上げる

スミレの名が付かないキバナノコマノツメ?

笹薮の整備(その1)

笹薮の整備(その2)

整備前

見事に蘇った整備後



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