朝里天狗岳(295.8m)
送電線コース 単独  14,6,10
最近、ネット上での山行記録が目に付くようになった小樽の3天狗の一つへへ

5:30 余市道の駅発
登山
地 点
下山
 6:45
 7:05
 7:25
 7:35
登山口
送電線分岐
頂上
展望台
8:30
8:10
7:55
7:45
[0:50]所要時間[0:45]
8:35 魚留の滝
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GPSトラックログ
 小樽には天狗と呼ばれる山が3山ある。いちばん有名なのはスキー場のある天狗山、そのほかに銭函天狗山、そして、最近ネット上でその夏山記録を目にすることの多くなった今回の朝里天狗岳である。

 北海道全体では天狗と呼ばれるのは24山あるが、小樽のこの3山のほかに登山道があるのは、定山渓天狗岳と白滝天狗岳のみである。いわば貴重な1山である。

 余市の道の駅で夜を明かし、小樽の朝里川温泉から定山渓に抜ける道々1号線を進んだ。朝里ダム手前のループ橋の途中からダム堰堤の上に尖った山が見える。いかにも天狗岳らしい感じだ。これに間違いない(1)
 
  情報通り、「魚留ノ滝」の標識(2↓)のすぐ先の送電線の真下に登山口があった(3↓)「10.8km]と書かれた国道5号線からの距離表示板もすぐそばに立っていた。

 その400mほど先に駐車帯はああったが、1台だけなので、登山口のすぐ先の路側帯に停めた。
 

 登山道と言っても、途中までは送電線管理道路を利用しているようだ。きれいに整備された急な管理道路を進む。案の定鉄塔の下を潜る(4)2か所ほど沢を渡る。


 鉄塔の下から、左手に天狗岳にふさわしい岩場を抱いた頂上が見える(5)
 3本目の鉄塔を潜ってすぐに、左側に登山道との分岐が現れる。太い木の幹に赤いペンキで「天狗岳→」と書かれていた(6)
 ここから先の登山道は、枝払いなどはしてなくて、あくまでも灌木の間の踏み跡を辿るといった感じの道である。ピンクテープもあちおちにぶら下がっている。


 20分ほどで、岩が露出したところへ出る(7)
 その岩場を登り切ったら、頂上だった。頂上標識の下に「展望台まで後わずか 10分がんばれ↑」と書かれた標識があった(7)
 

 灌木を掻い潜りながら、ピンクテープに導かれながら踏み跡を7分ほど進むと、開けた北峰に出た(8)
 さすが、展望台・・・眼下に朝里ダム(オタルナイ湖)とループ橋、その先に朝里川温泉と朝里川スキー場、さらに小樽港や市街地の展望が広がる(9)


 この山の東隣には、岩壁を屏風のように巡らした山が見える。これは帰宅後分かったのだが、その名も屏風岳だった。冬にこの山とセットでよく登られている山のようだ(10)
 南側に見えるのは、頂上部分が雲で覆われているが、まだ雪を抱いている朝里岳方向の山のようだ(11)


 標高300mにも満たないのに、アカモノ(12)とクロウズコ(13)の高山帯の花が咲いていたのにも驚いた。 10分ほどで下山開始。 


 下山後、向かい側の入口から魚留の滝を見に行った。なかなか迫力のある滝だった(14)
 道端に立派なノビネチドリを見つけてカメラに収める(15) この後、国道5号線へ出て、同じ小樽の石倉山へ向かう。

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