糠平ダムの水量の多いときには姿を隠す「幻の橋」として有名なタウシュベツ川橋梁
旧国鉄士幌線は、十勝北部の農業や森林資源開発に貢献した鉄道である。
1937(昭和12)年に上士幌〜糠平間が、1939(昭和14)年に糠平〜十勝三股間が開業。
しかし、森林資源の枯渇と車社会の到来により、1978(昭和53)年に糠平〜十勝三股間が廃業。
さらに、1987(昭和62)年には、帯広〜糠平間も廃止。
これらの鉄道は音更川の渓谷に沿って作られたために、たくさんの橋を造る必要があった。
アーチ橋にしたのは、現地で採れる砂利や砂を使って造ることができたことと、
大雪山国立公園の渓谷美に似合った形にしたらしい。
現在、20個のアーチ橋が残っているとのこと。
それらの一部を探索して、カメラに収めてみた。
第三音更川陸橋〜元小屋ダムの根元に架かる |
第二音更川陸橋〜鱒見トンネルの西側 |
第四音更川橋梁〜鱒見トンネルの北西側 |
国道273号線の橋の上から見える第五音更川橋梁 |
第六音更川橋梁〜幌加温泉手前東へ入る |
第六音更川橋梁の上 |
十三の沢橋梁 |
タウシュベツ川橋梁 |
国道273号線の駐車場から見えるタウシュベツ川橋梁 |