4:45 仁木町と赤井川村分岐の駐車場発
登山 | 地点 | 下山 |
5:25
6:00
7:00
7:50 |
林道車デポ地点
(国道から2.5km地点)
三叉路
886.8ポコ
頂上 |
10:00
9:30
8:50
8:20 |
[2:25] | 所要時間 | [1:40] |
11:00 赤井川温泉(入浴)
400円石鹸のみ
17:00 函館着(帰宅)
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4月に来函したりんゆう観光のYo君から、2月に登ってきたという
ルート図(94.4KB)をもらっていたので、4/28に札幌へ仕事で出るついでに向かってみたが、林道の入り口少し上にある残雪のため断念したである。この山は、余市岳の東隣に聳える一等三角点の山で夏道がなくこの時期を逃せば来冬まで登れない山でもあり、群別岳の帰りに再挑戦の計画で出かける。
林道の入り口は、仁木町から赤井川村へ入って行くと、落合という集落があり、常盤ダムへの道との交差点の手前の余市川の橋の手前から続いている。そこから入ってみると、4/28にあった雪もなくなっていて、2.5km地点まで入ることができる。
5:25 (車行き止まり地点)
林道は尾根取り付きの三叉路まで5.5kmくらいであるが、残り2kmの積雪で覆われた林道を進む。目指す山は見えない。高圧電線の下をくぐると、まもなく三叉路に出る。
6:00 (尾根取り付き地点)
三叉路(T字路)からそのまま向かいの白樺の植林林へ見えない886.8ポコを目指して入って行く(1)。地図と磁石で南南西へ進路を取って直登する。ピンクのテープなどは全くない。初めは白樺の植林地を通るが、傾斜がきつくなり、そのまま雑木林の急斜面を登ると、傾斜が緩み広い尾根に上がり、左側にキロロスキー場と余市岳が見え、さらに進むと、886.8ポコが見えて来て、ほっとする。
ここまでは目標や目印もない広く傾斜の緩い林なので(2)、不安だったので、かなりのスピードで登ってくる。帰りのルート取りがやや不安になる。しばらくするとトドマツやダケカンバの大木が生える疎林地帯になり、高山の様相を呈してくる。
7:00 (886.8ポコ)
ルート図はその左側を通るようになっていたが、進むべきルートを確かめたくて、
886.8ポコの斜面を登る(3)。その上からは
目指す阿女鱒岳が見え(4)、雲海の上の青空をバックにまさに浮かんでいる羊蹄山(5)やニセコ連峰が見えてうれしくなる。
7:20 (911ポコと右峰のコル)
886.8ポコを下り、911ポコと右峰のコルを抜けると、正面に頂上が見え、そこへ続く広い緩い尾根に乗る。次にコルから頂上へ左側から突き上げる急な尾根に取り付いて頂上を目指す。このあたりはスノモの古いトレースが入り乱れているが、今日は静かな山である。もう、スノモも入って来られないのであろう。
7:50 (頂上)
さすが一等三角点の山らしく、360度の展望が広がいるのがうれしい。
余市岳からこちらへ続く稜線(6)、先週登った無意根隣の中岳、遠くに昆布岳、雲海の上に羊蹄山とニセコ連峰、さらに、積丹岳と余別岳・・・・・。
赤井川村を見下ろすと、カルデラの里といわれる地形がよく分かる展望である(7)。 朝食を摂り、30分休憩。
8:20(下山開始)
一気に駆け下りるような足取りで頂上からの急な尾根を下り、30分で886.8ポコ下を通過する。ここから林の中に入り、登りで心配したように登りの足跡を見失いうろうろするが、諦めて地図と磁石を頼りに目指す方向へ下って行くと、下に林道が見えてほっとする。
9:30 (三叉路)
あとは、のんびり林道を下り、30分で車のデポ地点へ・・・・・。着替えて、まだ入ったことのない赤井川温泉(400円、石鹸のみ)を目指す。そこから登ってきた頂上が覗いている。のんびり汗を流した後、帰路に就く。なお、スキーで滑りを楽しめるようなおいしい斜面はほとんどなかったので、ツボ足が正解の山である。