9日目(7/9) モンタンベール〜シャモニ針峰群展望ハイキング〜プラン・ドゥ・レギーユ〜エギーユ・デュ・ミディ往復〜シャモニ
<ホテル・モルガン泊>
 
時刻 行 動
8:00
(3:30)
11:30
----
12:10
12:20
----
13:30
13:50
14:00
モンタンベール(1913m)
(ハイキング)
プラン・ドゥ・レギーユ(2304m)
(昼食)
(ロープウェイ)
エギーユ・デュ・ミディ(3842m)
(天候回復待ち)
   〃   発(ロープウェイ)
シャモニ(ホテル)
町散策
 
 ガスの中でホテルの朝を迎える。微かにメール・ド氷河の左岸に聳えるシャモニ針峰群に朝日が当たるのが見える。どうやら上空は晴れているらしい。天候の回復を願いながらハイキングスタートである。いきなり氷河の縁の急な尾根の上をジグを切りながらシャモニ針峰群の根元まで登っていく。高度を上げて行くに連れて、案の定ガスの中からシャモニ針峰群や氷河の対岸に聳えるドリュの鋭峰も見えてくる。

 300mほど登り、岩尾根を巻くように進むと、シャモニ針峰群の根元をトラバースするように続く緩やかな下りとなる。右手の眼下にシャモニの町を眺めながらのアップダウンの少ない快適な花畑の道である。しかし、目指す先のモンブランやエギーユ・デュ・ミディの鋭峰は雲の中に隠れたままである。ハイキングの終点でエギーユ・デュ・ミディ展望台へのロープウェイ駅に近づくとだんだん天候が悪くなり、雨まで降ってくる。

 外は雨が降って寒いので、レストランでコーヒーを注文して、持参した昼食を摂る。まったく展望のない中をロープウェイに乗って、3842mのエギーユ・デュ・ミディの上まで行く。しかし、上空は晴れてポカポカ陽気なのに、周りの展望はガスで覆われたままである。1時間以上もガスの晴れ間を待つが、とうとう期待のモンブランはその姿を現してはくれなかった。天候がよければ、この後、モンブラン山群の上の氷河を跨ぐゴンドラに乗って、イタリア国境のエルブロネル(3462m)まで往復する予定であったが、誰も行くとは言わず、下りることにする。

 ホテルに早く着いたが、部屋の準備ができていないとのことで、昨日に引き続いて、シャモニの町をブラブラする。今晩のホテルの夕食はないので、西洋料理に飽き気味のメンバーは、打ち合わせたわけでもないのに期せずして近くの中華料理店で中華料理に舌鼓を打つ。

微かに姿を見せる夜明け前のシャモニ針峰群

ホテルの前で集合写真を撮って出発

薄いベールをまとったシャモニ針峰群

シャモニ針峰群をバックに、ドリュを眺める

ようやく姿を現したドリュの尖峰(3754m)

眼下のシャモニの町の上に現れたブロッケン

シャモニ針峰群の根元を進む。
この後、どんどん上空の雲が広がってくる。

岩とアルペンローゼの間を縫いながら

ガス中のエギーユ・デュ・ミディ展望台から
一瞬だけ姿を見せた針峰群を捕らえる

1時間以上待っても全然姿を現さない
モンブランの案内板の写真

3842mの表示板のあるエギーユ・デュ・ミディ展望台
上空は晴れているのでポカポカ状態

ホテル・モルガン(3つ星)

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