8:30 自宅発
9:00 タタラ沢川林道石切場
登下山 | 地 点 |
9:10
9:35
11:10
11:40
12:15
12:55
13:15 |
石切場上
林道分岐
647ピーク
赤沼
(昼食)
中野ダム分岐
石切場上 |
[4:05] | 所要時間 |
|
ドカ雪が降る前の11/13に家から歩いて函館山を往復して以来、悪天候が続き、2週間も山から遠ざかっていた。どこでもいいから歩きたいとばかり、
yamaさんと
山道楽さんとKuboさんの4人で、近郊の庄司山から横津岳へ延びる広い尾根の上にタタラ沢川の源頭を巻くように続く林道を利用して、
数多くの伝説に彩られた信仰の沼 「赤沼」探訪の周回ウォークに出掛けた。
桔梗のタタラ沢川沿いの林道を進むと採石場がある。その先に車をデポして、その先の林道を進み、さらに、途中の分岐から庄司山の北側の広い尾根の上に延びる急な林道を進む。下の方は雪はなかったが、標高400付近から林道を雪が覆い始める。結構な急勾配に背中が汗ばむ。
林道と林道を繋ぐ苅分道を進んで振り返ると庄司山が見える。そのバックには函館港や函館山が見えるはずだが、曇ってよく見えないのが残念(1)。
林道沿いで
ムラサキシキブ(2)や
花が咲いているように見えるツルウメモドキ(3)がモノトーンの風景に貴重な彩りを呈している。
尾根の上に乗ると、左手に閉鎖されて3シーズン目を迎える横津岳スキー場が見えてくる(4)。
さらに林道を進み、地図を見ると、すぐ右手に647.2mの三角点ピークがあることに気づく。藪も薄いし、半分ほど雪で覆われているので、急遽アタックを試みることにする。
ブナに覆われた尾根に乗り、一番高い地点へ立って(5)、足元の三角点を探してみたが、雪で覆われていて見つけることは叶わなかった。帰宅後調べたら、三等三角点で点名は永落(由来は不明であった。
)
当初は、林道に戻って、さらに先から赤沼に向かう予定だったが、そのピークの眼下に赤沼のそばを通る林道が覗く。
私はともかく、他のメンバーはこんな時でなければ、藪漕ぎをすることがないので、標高差70mほどの急斜面を下りを楽しみ、眼下の林道を目指す(6)。
林道に下り立ち、赤沼への分岐を目指す。
不気味なほどのひっそりとした佇まいのこの赤沼は、滾々と底から水が湧き上がり、冬でも凍ることのない直径30mほどの沼である(7,8)。
水に手を入れてみたが、冷たさを全く感じることのない水温である。硫黄臭がすることからみても、どうやら冷鉱泉らしい。ここから湧き出た水は、短い水路を流れ、長さ約30メートルの滝となって赤井川へ合流して亀田川となり、函館市民の水源となっている。
鳥居の向こうに、真っ白な烏帽子岳と袴腰岳が覗く(9)。林道の分岐まで戻り、そこで昼食を摂り、休憩する。
あとは、庄司山の南斜面を眺めながら、タタラ沢川の南側の林道を下り(10)、途中で別れた林道分岐へ戻り、更に下ってゴール。
ゴール近くなってきて、気温が下がり、雪もちらついてきたが、ちょうど4時間の手頃ながらも変化に富んだ周回ウォークに満足して、帰路に就く。