赤石岳(3120m)(日本百名山) <静岡県/長野県> 09,8,7 |
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翌日、荒川中岳から眺めた赤石岳 |
横殴りの雨の頂上 |
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・当初の計画は、荒川三山〜赤石岳〜聖岳〜上河内岳〜茶臼岳〜光岳を4泊5日のテント泊縦走の予定だった。しかし、天気予報が良くないので、毎日ブログへのコメントでサポートしてくれる応援団の進言をもとに、分割することにした。まずは、荒川小屋泊まりの1泊2日で、赤石岳〜荒川三山の予定で、東海フォレストの始発の送迎バスで9:00さわら島入りする。普通は2泊3日のコースで、南部でもっとも人気の高いコースらしい。 ・予報はイマイチな感じだったが、翌日に延ばすと週末で山小屋が混むだろうし、明日晴れてくれれば良いと決行した。このバスはその会社で経営する山小屋の宿泊が条件。高く付く(二食付で8000円)が、日帰り装備で楽に歩けたし、結果的に途中から雨だったので非常に助かった。バスの受付の人に「このバスで入る人で荒川小屋まで行く人はほとんどいませんよ」と言われてちょっと不安になったが、16:00までには到着できる自信があった。 ・標高差2000mの小赤石尾根を登る。正午に着いた赤石小屋を越えたら霧雨になった。もちろん展望はなし。3日前に笊ヶ岳から眺めた姿だけを頭に黙々と登るだけ。展望なしは覚悟してはいたが、雨に降られるとは思わなかった。上下カッパを着ける。森林限界を抜けた富士見平あたりは緩やかだったが、北沢源頭付近から一気に斜度が増す。斜面には花畑が広がる。稜線に出たら風も強い。 ・頂上は横殴りの雨。証拠写真を撮っただけで、分岐まで吹き返して先を急ぐ。途中でこちらが追い越した人たちは頂上の先にある赤石避難小屋泊まり。こちらは、さらに2時間ほど先へ進まなくてはならない。稜線は百花繚乱のお花畑で、天候がいいと、大展望と花の快適な稜線歩きなのだろうが明日に期待するしかない。とにかく早く小屋に着きたい一心で先を急ぐ。幸い下りが多かったので、予想より早く着くことができた。 ・昨日まで3日続けて誰にも会わない山だったが、今日は人気コースらしく、実に多くの人と出会った。100名収容の小屋は新しいログハウス。他の人たちは隙間なしだったが、一番遅い到着だったので、空いていた5人分を独り占めでゆっくり寝れた。楽しみな夕食はお替わりし放題のカレーライスとおかずの盛り合わせに具だくさんの汁碗。カレーライスを腹一杯食べた。しかし、携帯も通じず、小屋に衛星電話もなく、家に連絡もできなかったし、ブログの更新もできなかった。 |
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この階段を上って本格的な登山道へ |
富士見平〜本来であれば、この先に頂上が見えるはず |
崖を回り込む橋 |
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北沢源頭付近に咲くハクサンイチゲ |
荒川小屋 |
3日前に笊ヶ岳から眺めた赤石岳〜荒川三山 |