会津朝日岳(1654m) <福島県> (日本二百名山) 08,10,07 |
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帰りの尾根から頂上稜線を振り返る |
頂上にて |
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・福島県南部の原始の姿を留めた奥深い山である。色とりどりのみごとな紅葉に彩られた豪雪に削られた岩肌、深くえぐられた谷、細い岩稜が、野性そのものの姿で迎えてくれた。 登山道は赤倉沢からの一本のみ。朝、登山口へ向かうと止んだ雨が再び降ってきた。登山口には2台の車。ともに雨上がり待ち。7時過ぎには上がったので、相前後してスタート。雲は低く、展望は諦めて、みごとな紅葉を楽しみながら登る。しかし、徐々にガスも上がり、頂上に着いてまもなく周りの展望が広がる。ただし、遠望は無理であった。でも、下山途中から7月に登った浅草岳と鬼ヶ面岳の連なりが見えたし、登りでは見えなかったこの山の全容をみることができた。 ・30分ほどして登ってきた広島の男性が、「もしかしたら、ホームページ立ち上げていませんか?」と聞くので、名刺を差し上げる。「やっぱりそうでしたか。函館ナンバーを見たときに、もしかしたら?と思ったんですよ。家内共々以前からよく見させていただいています。」とのこと。癌になったことも知っていた。奥さんが喜ぶのでと、下山後、私の顔を写メールで送るそうだ。いやはや全国区になったものだ。さらに30分で春日井市のご夫婦が到着。さらに山談義で盛り上がり、珍しく1時間30分も長居してしまった。 ・下山してもまだ2:00。明日の予定の会津駒ヶ岳と帝釈山へ向かう途中の深沢温泉むら湯でゆったり。温泉で食べたそば焼き餅(中味は野沢菜ときのこの2個)が、珍しい上に旨かった。 |
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紅葉に彩られた岩盤剥き出しの登山道 |
大クロベ(ヒノキ科)〜周囲535cm、直径175cm |
この辺りの特色である雪崩による剥き出しの急斜面 |
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頂上直下の岩壁を望む |
岩盤剥き出しの急斜面 |
頂上から通ってきた尾根と叶の高手のピークを望む |
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頂上から東側へ続く細い岩稜 |
頂上東側の剥き出しの岩壁 |
登山口と頂上で出会った、春日井のご夫婦と広島の男性 |