当別丸山 (482.3m)D
8:00 自宅発
登山 | 地点 | 下山 |
8:50
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10:30 |
修道院墓地
展望台
頂 上 |
11:30
11:10
10:50 |
[1:40] | 所要時間 | [0:40] |
12:10 七重浜の湯(入浴)
13:00 帰宅
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この当別丸山は、
函館港越しに聳える北斗市の当別トラピスト修道院の裏山の一等三角点の山で、500mを切る低山の割には存在感のある山である(1)。
夏は何度も登っているが、アプローチも楽なのに、なぜか冬には登っていなかった。久しぶりの好天に誘われ、この山へ向かった。
修道院裏の墓地まで除雪されていたので、そこからスタートした。足回りはプラブーツにアルミかんじき。2日前の暴風雪をもたらした低気圧による大雪の後だったので、強烈なラッセルを覚悟したが、意外と積雪が少なく、最後まで足首より深いラッセルはなかった。
冬に初めて訪れた当別トラピスト修道院への道を進む(2)。裏の墓地まで除雪されていたので、そこまで入ってみた。手前の杉林で造材作業をしていたので、そのために除雪されていたようだ。
墓地からの登山道には、古いトレースが残っていた(3)。プラブーツにアルミかんじきで出発。
冬のルルド洞窟も初めてだった(4)。ルルドの展望台からは函館山が見える(5)。その後は、忠実に登山道を辿った。
展望台コースは、帰りに寄ることにして、そのまま尾根を目指した(6)。やがて、すっかり葉の落ちたブナ林の尾根に乗る。青空が美しい(7)。
ウサギの足跡の残る急な尾根を登る(8)。夏に登った時も急な尾根だとは思っていたが、冬は見通しが利くだけに余計に急に感じる。 左手の光る津軽海峡を見ながら登って行く(9)。
1時間40分で、頂上標識が頭を出し、上に雪を乗せた天測点に迎えられて、頂上に到着(10)。古い山頂標識の裏に、2年前にはなかった新しい標識が設置されていた(11)。
東側には函館山とその後ろに連なる汐首岬と恵山も見える(12)。北側には、頭を雲に覆われた駒ヶ岳や木地挽山も見える(13)。
無風の上に、太陽光線を浴びながら20分ほど休憩。腹ごしらえをして、下山開始。
帰りは、展望台経由のコースを辿った。展望台からは、右眼下にトラピスト修道院が見え、その左側に函館山が望まれる。この展望がこの山の一番かもしれない(14)。
眼下の当別トラピスト修道院だが、色合いが茶色になっている。もしかしたら、外壁を塗り替えたのだろうか?(15)
展望台から適当にショートカットして下って行ったら、下から単独行の男性が登って来た(16)。ラッセルの感謝をされる。
帰宅後に、彼からのコメントで判明したことだが、この方は、良く拝見している
「道南登山単独行」のじゅんさんだった。お会いした後に、年齢的なことや平日単独行だったので、もしや?と思ったのだが、気づくのが遅かった。でも、思わぬ初対面が叶った。
展望台の下からの登山道はヘアピンカーブをして遠回りなので、杉林の尾根を、ルルドの上を目指してショートカットして下る。冬ならではのルート採りである(17)。
ルルド展望台の横を抜け、その下で登りのトレースに合流した(18)。
登りは、1時間40分だったのに、下りはわずか40分だった。これも冬山ならではのうれしいタイム差である。
帰りは、七重浜の湯に寄り、汗を流し、疲れを癒して帰宅。