2016十勝大平原クロスカントリースキー大会
42km 参戦記 15,03,06
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天 候 | 小雪 |
気 温
雪 温 |
スタート時 −7℃
〃 −4℃ |
ワックス
(効果) |
base gallium ハイブリットベース
top gallium AXF20:30(1:1)
(まあまあ) |
記 録 |
3時間31分48秒
1km換算ラップ 5分03秒
<10kmラップ>
10km 39分
20km 61分
30km 47分
40km 49分
42km 15分 |
順 位 | 26位/56名(男子60歳以上参加者) |
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スタート前の様子 |
帯広の山裾の岩内仙峡付近を発着点として、「日高山脈の麓、耀く雪原へ踏み出そう」のキャッチフレーズのこの大会、これで通算6回目の参加。最近は、4年連続となる。
例年通り、前日の朝、函館を出て、夕方まで掛けて450km以上の一般道路をのんびり走って、芽室の新嵐山荘で風呂に入って、夕食を食べ、さらに25km先の中札内道の駅まで走って車中泊。
昨年までは、十勝晴れの素晴らしい天気だったが、今年は細かな雪の降る中の開催となり、いつもの日高山脈を眺めながらの滑走はならなかった。
スタート前、総合優勝を果たしたちから!さんとのツーショット |
スタート5分前 |
会場では、帯広の山仲間のパパチャリさんと若葉さんに再会。さらに、先週の「湧別」でもお会いし、いつもブログにコメントを下さる、トップレーサーの網走のちから!さんとツーショットの写真に収まる。結果的に、今年絶好調のちから!さんは、数年ぶりの総合優勝を果たし、良い記念となった。
送迎バスの到着が遅れて、スタートは10分遅れの9:10となった。雪温からすると、ワックスの選択はバッチリだったが、スキーの選択を間違ったようだ。ザラメ雪の読みだったので、湿雪用のストラクチャーの板を持ってきた。ところが、朝から乾雪が降り続いた。総合優勝を果たしたちから!さんは、乾雪のオールラウンド用の板で正解だったそうだ。自分レベルでは、そんなに影響はなさそうだが、ちから!さんに言わせると、「ワックスよりストラクチャーの方が重要ですよ」とのこと。
スタート2km付近 |
13kmの戸蔦給食所 |
スタートから12kmまでは概ね下り勾配なで、良く滑った。10km地点のラップを見たら39分だった。しかし、そこから22kmまでは、概ね緩やかな登り勾配なのと、降り続く新雪がブレーキとなったようだ。20kmラップが1時間を超えていた。
18km付近で、28kmの部の選手と別れるので、コース上はさびしくなる。そこからまもなくして、右に直角に曲がってすぐに、復路と並行するコースとなる。その分岐には矢印は記されているが、前の3名が復路の方を滑っていた。離れるところで、「そっちは帰りのコースですよ」と声を掛けて呼び戻してあげた。ところが、ゴールしてから分かったことだが、トップグループの選手たちもここで間違えて進んでしまって、大きな番狂わせがあったようだ。
22km先の長く急な上り坂の前を行く選手 |
同じ地点の後続の選手 |
22kmの急で長い上り坂で、休憩がてら写真タイムを取った。その坂を登り切った辺りから、33kmのポロシリ給食所まで、こちらをペースメーカーにしているか感じで、すぐ後ろをピッタリと着いて滑る選手がいた。先にやれば良かったのだが、ちょっと調子が良かったものだから、そのペースで滑り続けたのが、結果的にオーバーペースになったようだ。給食所で後ろに着いていた選手が前に出て行ったが、追いかけることはできなかった。
大会要項と完走記録証 |
おまけに、33kmのポロシリ給食所を過ぎて1kmほどしたら、突然「ゴールまであと10km」という表示板が出てくる。あと、残り6kmほどと思っていたのに、がっくりときて、急に疲れが出てしまった。途中で追い抜いて行った選手も「距離表示おかしくなかったですか?」と話していた。しかし、その後の1kmごとの表示が短かった感じなのと、自分の30〜40kmのラップタイムが49分と妥当な感じだったので、残りの距離表示が違ったような感じだ。来年も同じだったら、惑わされないで滑ろうと思った。
そんなこともあり、最後の5kmくらいから、がっくりと疲れが出て、辛い滑走になり、すっかりペースダウンしてしまった。最後の2kmに15分も要して、ようやくゴールした。この大会で、今回ほど辛いゴールはなかった。今年最後の大会だっただけに、少し悔いの残るレースとなった。
昨年より3分遅れの3時間31分48秒。順位は、「60歳以上の部」で、昨年より1位落ちの26位/56名。一昨年は21位だった。3年前は17位、5年前は20位、6年前は14位だったので、順位的にはワースト記録更新だが、毎年50代から若い人が上がって来るので、まあ妥当なところだろう。
パパチャリさんと若葉さんに迎えられてゴール。一度車に戻り、食事券をもってゴール地点に来たが、異常な疲れのせいか、食欲がなく、豚汁を半分ほど食べただけで、とろろご飯は食べなることはできなかった。こんなことも初めてだった。
最後に車に戻ったところで、ちから!さんと会ったので、優勝の祝福を伝えることができた。いつもは彼も夜の懇親会に参加していたのだが、別の用事があってすぐに網走まで戻らなければならないとのこと。
毎年この後にセットしてくれる山仲間の慰労懇親会に参加のために、昨年から温泉付きホテル帯広パコに泊まっている。早目に温泉に入って、開催時刻の18:00までんびりできるのがうれしい。
○山仲間による慰労懇親会
これで、4年連続なるが、この大会はサプライズが待っている。今回も「坂口さんが来るなら、山仲間に声を掛けて慰労懇親会をセットします」とのことだった。今年は初対面の2名も含めて10名とともに、楽しくも幸せなひとときを過ごすことができた。十勝の山仲間に感謝!