第25回おおたき国際スキーマラソン
15km 参戦記 13,02,08 |
函館XC-KID'Sの男子6名(自分は左端) |
天 候 | 吹雪 |
気 温
雪 温 |
スタート時 1℃
〃 0℃ |
ワックス
(効果) |
base gallium ハイブリットベース
top gallium AXF30
(バッチリ) |
記 録 |
1時間36分00秒
1km換算ラップ 6分02秒
7km中間ラップ ? |
順 位 | 21位/75名(60歳以上男子) |
途中何度か抜けているが、20年来の参加となる「おおたき国際スキーマラソン」・・・今年で第25回を数える。例年バスを仕立てて参加していたこの大会、今年はバス代が異常に高騰して、一人当たりのの負担が増えるので、車に分乗しての参加となった。「バスでないと大儀だ」という人もいて、結局函館XC-KID'Sで参加したのは6名だけというさびしい結果となった。昨年は、所用で参加できなかったので、2年ぶりに参加である。
自分はChiさんの車に乗せてもらうことになったが、目覚ましを掛けたつもりが掛けていなかったよ
紅一点のひとみさんも入れて |
うで、迎えのチャイムで目が覚めた。8時間以上も爆睡していた。
4:25に家を出て、8:00前に会場入り。受付を済ませる。大会要項によると、参加者合計707名。大幅に減った昨年とほぼ同じであるが、どの大会も参加者が減ってきている。この大会も、確か1000名を越えていた時期があるはず。そのうち自分が参加した15km男子は217名、その中でも一番多い年代が60歳以上の75名と1/3を占める。元気な年寄りの激戦区だ。
スタート時間が近くなるにつれて、風も強くなり、湿り雪の吹雪模様になってきた。濡れそうなので、上に薄いウインドブレーカーを着込んだ。15kmのスタートは、30kmの5分後の10:05。
スタートまえ30分ほどの会場の様子 |
25回記念ゲスト・元オリンピック選手の夏見円さんのデモンストレーション |
到着時刻が早かったので、余裕を持って準備うはできたが、だんだん吹雪模様になってきて、外の出るのが億劫になる。それでも9時過ぎにアップをし、スキーをスタート地点に置いて、25回記念ゲストの夏見円さんのデモンストレーションを見る。
距離が長いと、カメラ持参の撮影モードで臨むのだが、この大会は15kmで、年代別の順位も出るので、そのような余裕がない。今回も、カメラは持たなかったので、レース中の写真はない。
スタート時の気温は+1℃、雪温0℃だった。ワックスはバッチリ合っていたようで、3km地点の上り坂に掛るまではやや下り気味なので、快調に飛ばせた。
しかし、最難関の3km〜4kmの急な上り坂に掛ったら追い越されモードが続く。ついに一度途中で立ち止まって休んでしまった。これまで初めてである。加齢に伴う体力低下を思い知らされる。
60歳以上の ビブナンバー300番代の先週にもどんどん追い抜かされて焦るが、追いかける余裕などは全くない。とにかく自分の中でいっぱいっぱいのペースで頑張るしかない。
ようやく登り切ったが、さらに9km地点まで緩い上りが続く。今度は強烈なブリザードに見舞われる。向かい風や横風を受けながら、前の選手の姿と両側のポールを頼りに、辛い滑走が続いた。
7km地点の給食所で温かいお湯を飲む。少し元気が出た。ここでのラップを見る余裕はなかったが、これまでで最も遅いことは確実である。
中間地点を過ぎた辺りから斜度が少し緩むこともあり、相変わらずのブリザードではあるが、遅いながらも一定のリズムを刻むことができ、追い越すことができるようになった。同じ60歳以上の選手を5名ほど抜かすことができた。
楽しみにして来た9km過ぎからの下りも、前が見えず怖い。追い越そうとして深い雪に突っ込んで頭から転倒する人も多い。しかも、急な下りはみんなプルークで下って行くので、雪が剥げてアイスバーンになっていて、これも怖い。ついついブレーキを掛けての滑りとなる。
濡れ雪だったので、みんな手袋が濡れて非常に冷たかったらしい。しかし、「充電式ほっかほっかインナー手袋」のお陰で、濡れてはいたが、冷たさは感じなかった。
仮発表の順位とタイム |
大会要項と参加賞のキノコ、25周年記念バッチ |
タイムは、これまでのワースト記録1時間20分をはるかに上回る1時間36分だった。しかし、みんなも悪天候でタイムが悪かったようで、順位は21位/75名で、2年前より2位しか落ちていなかった。目標を20位以内としていたので、なんとか、これで満足しても良いだろう。
ちなみに、年齢で70歳代の人を拾ってみたら、5位だった。さすが、10位以内には一人もいなかった。しかし、元気な70代が多いことに勇気をいただいた。ちなみに、自分が60歳のとき、この組で4位入賞をした。その時のメンバーが今はみんな70代である。それから考えると妥当な順位かも?
今年は名水亭は無料対象になっていなかったので、初めて第二名水亭でゆっくり温泉に浸かる。温泉から出たら、ずっと雨だった。雨の中のレースにならなくて良かった。
例年は帰りのバスの中は宴会モードになるが、今回は、運転手のChiさんに悪いし、帰宅するまでの楽しみに取っておいた。
コースプロフィールと1kmごとのラップ |
妻からのもらったGPSウオッチで採った1kmごとのラップを、コースプロフィール記入してみた。下りも登りも斜度に合わせた感じでタイムに表れているところが面白い。また、同じような斜度でも、遅くなっているところは、向かい風が強烈だったが影響している。天候さえよければ、来年はこれより速く滑れることは確実なので、来年比べてみたい。