第26会恵庭クロスカントリースキー大会
30km 2014,2,16 恵庭市畜産共進会場

7年ぶり、3回目の参加だったが、予想以上に辛いレースだった
 

開催要項の表紙

開会式で大会長・恵庭市長の挨拶


天候曇り
気温
雪温
スタート時 −2℃
  〃    不明
ワックス
(効果)
base gallium HIBRID BASE
top gallium AXF20+AXF30
(まあまあ)
記録 タイム 2時間43分26秒
順位 66位/94名(50歳以上30km)
 恵庭畜産共進会場を発着点として、自衛隊の大演習場が舞台のコースである。他の大きな大会は圧雪車でコース造りをするが、ここは地元の自衛隊の雪上車や機材やスノーモービル等で整備をする手作り感の強い大会である。コース上の運営スタッフやエードも自衛隊員がほとんどである。

 この大会に参加したのは、7年ぶり3回目である。その間は、大腸がんの手術、美瑛の宮様大会への2回の参加、沢登りで滝から落ちてのむちうち症などがあった。

 ほぼ平坦なコースで、過去2回はいずれも2時間を切って快走した高速レースの楽なイメージしか残っていない。今回もそのつもりで参加した。

 前日の内に支笏湖氷濤祭りを見て、恵庭入り。恵庭温泉ラフォーレに入って、道の駅で車中泊。朝早く起きて、ソチオリンピックのLIVE放送で葛西の銀メダル獲得の瞬間を目にした。

 さらに、8時前に会場入りし、ゼッケンと参加賞を受け取る。


スタート地点の先の広いコース内でアップする選手たち

風が強かったので、重装備の私と札幌在住のXC-KID'SメンバーKiさん

 風が強く、雪も降っているので、顔出し帽の上から帽子をかぶり、ゴーグルの重装備にする。ワックスは予報より気温が下がらず、用意したワックスが合うかちょっと心配。スタート地点の先でアップをした感じではまあ合っている感じだった。車で一休みして、スタート地点へ戻る。札幌市在住のXC-KID'SメンバーのKiさんと今年初の再会が叶った。


一番先にスタートする30kmの選手たち

スタート直後狭いコースへ入って行くところで渋滞となる

  スタート5分前になって、計測チップを靴につけていないことに気付いた。初めての経験だ。慌ててスキーをコースから外して置いて走って車まで戻る。戻ってきてスキーを着けて用意をして、「間に合った!」と思ったと同時に号砲が鳴った。車まで走って往復したので呼吸が苦しい。広いスタート地点から狭いコースに入って行く地点で、いつも渋滞なるので、その手前で撮影タイムを取って呼吸を整える。その姿を見つけた恵庭市の旅人さんから声が掛かる。後ろの方になったので、ごちゃごちゃしている中をかいくぐるように前へ出ていく。


6km付近で前をゆく選手の列を写す

10km手前とぐるっと回って15km手前となる中間給水所。パンやバナナも置いてある。

 もっと追い抜いて前に出れそうなイメージだったが、思うように体が動かないし、辛さもある。前後がほぼ同じペースの列の中に落ち着いて滑走を続ける。前夜降った雪がコースを覆っているので、ストロークが伸びない感じだ。滑りを楽しむどころか、辛さの方が大きい・・・HBCの大会以来ほぼひと月ぶりのレースのせいか、なんか調子が上がらないし、体にこたえる。時計を忘れたせいもあって、距離ごとのラップを計れないが、7年前よりはかなり遅い感じだ。5km置きくらいにある給水所ごとに水やスポドリを飲む。前回の2回は高速レースを楽しんだイメージだが、体力もあったのだろう。今回初めて感じたが、上りがない分、下りもないので、休めるところがない。常にスケーティングを続けなくてはならないので、意外と体力を必要とするコースかもしれない。


18km付近で後続を写す

残り6km付近の唯一急な登り坂

 

 途中追い抜くより、追い越される方が多い感じだ。滑走を楽しむ心境にはほど遠い感じである。それでも、15kmを過ぎた辺りから、平坦だったと思っていたコースだが、やや下り勾配らしい。ちょっと楽な感じで元気が出る。すぐ後ろにこちらをペースメーカーにして滑っているらしい3人を意識しての滑りが3kmほど続いた。しかし、そのペースを維持できたのは緩い上り勾配に差し掛かるまでだった。コースを開けて後続者を前に出して、撮影タイムで一息入れる。5人ほど前へ出て行った。

 後ろにも列ができている。なんとかその選手には追い越されないようにと願いながら残りの12kmの滑走を続ける。ずっと追い越されることがなかったが、ゴール1〜2kmほど手前でついに2人に追い越された。残り7km手前から1kmごとに距離表示が設置されて、減って行くごとに励まされる。また、この辺りは15kmの選手も滑った後なので、コースが堅くなっていて滑りやすい。
 
 思ったより苦しいレース運びだった。前回より7歳も年取っているし、今年は初めての本格レースのようなものだった。しかし、いくらなんでも2時間30分くらいだと思っていた・・・しかし、完走証をみて愕然とした。なんと2時間43分26秒・・・涙! 滑走を楽しむどころか、7年前より50分以上も苦しんだことになる。来年は、絶対これより速いタイムを目標にリベンジする予定だ。順位はまだ分からないが、近日中にネット上に公開されるだろう。前回の2回とも40歳以上の部(今回は50歳以上の部に変わっていた)で2/5ほどの順位だったが、今回は後ろから2/5以下かも?

幸いに、左のふくらはぎの痛みも、右肩の痛みもとくに感じることはなかった。

 翌日以降天気が良ければと山の用意もしてきていたが、予報が悪そうなので止めることにした。、夕食時間までに帰宅できそうなので、無料券の入っている激混みの恵庭温泉で疲れを癒して、着替えをして帰路に就いた。



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