第33回札幌国際スキーマラソン
50km 参戦記 13,02,03

気温は低かったが、ザラメ雪で非常に滑ったが、アイスバーンになった急な下りカーブで6回も転倒。しかし、苦しむことなく楽しく滑走できた

翌朝の朝日新聞掲載の写真・・・真ん中に440番の自分がバッチリ!


今年は外国人の姿が非常に多く目に付いた

スタート地点に集合する選手達・・・後ろは700m離れた札幌ドーム

天 候曇り
気 温
雪 温
スタート時  −9℃ ゴール時−4℃
  〃    −8℃ ゴール時 不明
ワックス

(効果)
base gallium ハイブリットベース
top gallium AXF20
(バッチリ)
記 録 4時間14分17秒
1km換算ラップ 5分01秒
25km中間ラップ 2時間08分
順 位318位/692名(男性完走者)
 第33回を数えるこの「札幌国際スキーマラソン大会」、50km、25km、10km、5km、3kmの種目があり、合計2165人がエントリーしている大きな大会だ。

 今年はやけに外国人の姿が目に付いた。調べてみたら、自分の参加した50kmだけでも昨年の倍の88名も参加したいた。それらを含めて男女合わせて709名のエントリーだったので、1割以上を占めていた。

 この大会に参加するのは、途中3度抜けているが、今年で8回目である。これより距離の長い「湧別原野85km」や「十勝大平原65km」にも出場しているが、アップダウンが激しく、この大会が一番ハードなレースである。参加するたびに思うのだが、札幌ドームを発着点としての50kmもの林道を繋いでコース造成をするその努力と労力に感心する。

 今年も現実的な目標タイムを4時間15分、順位は、完走者の半分以内と設定して臨んだが・・・。結果、タイムは4時間14分17秒、昨年より6分ほど速かった。ザラメ雪で良く滑ったことがその要因である。順位は明日にでもネット上に掲載されるが、自分が滑れば他のみんなも良く滑るので、完走者の半分以内は果たして・・・・?

 2月5日の午前に、ネット上に全員の順位が掲載されていた。これによると、順位は318位/692名(男性完走者)だった。なんとか完走者の半分以内の目標も達成できた。もう少し意識的に頑張れば200位台だったかもと思えばちょっと残念だが、まあ年齢的には、上から1/10〜1/15のはずだ。これで満足することにしよう!

○スタート前

 天気予報は良い方に外れて、比較的穏やかな天候に恵まれた。7:30に予め予約をしておいた駐車場へ入ると、隣の車の方から声が掛かる。なんと、2週間前の「HBCラジオ歩くスキー大会」で声を掛けていただいた恵庭の青年Saさんだった。昨年の「湧別原野85km」の後同じ宿に泊まったのが縁でお付き合い頂いているが、何か縁のある方だ・・・・。

8:50 ウェブスタートの1部がスタート

 受付でゼッケンと大会要項をいただく。ゼッケンは440番だった。アップを兼ねて、予備の台を履いて、スタート地点へスキーを置きに行く。

 自分は、ゼッケン400以降のウェーブスタート9:00の第2部である。その最前列にスキーを置いて戻る。途中で25kmに初参加の函館XC-KID'SのSuさんと会いお互いに健闘を誓い合う。スキーを置いて隣をみたら以前函館に勤めていた苫小牧のSaさんだった。

 車まで戻り、少し休んでウインドブレーカーを脱いで、再びスタート地点へ向かう。スタート地点で昨年から顔なじみなった札幌のKoさんからご挨拶をいただく。さらに、右隣に、本来ならば、第1スタートの実力の持ち主の札幌在住のXC-KID'SメンバーKiさんがいた。「第2スタートの方が混雑しないし、昨年も上手く行ったので、今年も予想タイムを遅く書いて、2部スタートにした」とのことだった。

○ザラメ雪で良く滑ったが、アイスバーン化した急な下りカーブで6回ほど転倒のレース展開

 雪質はザラメで、非常に良く滑る。しかし、今までの経験から、このようなときは急な下りカーブが怖い。しかし、なんとなく快走が期待できそうな予感でスタートを待つ。 

スタート後2kmの坂を登り切った地点・・・自分の前を行く選手達

同じ場所から後続を撮る

 8:50第1スタート後、9:00にスタート。スタート後、目論見通りのKiさんがトップでコースへ入っていく。自分も10番目くらいの位置だった。この時点では、トップランナーの気分だ。2kmの長い坂が続くが、まったく混雑することなく、自分のペースでも20番目くらいで登り切りことができた。

 例年、ここで一息入れての最初の撮影タイム。しかし、今回は疲れがない。でも、やはり撮影することにした。前と後ろを撮る。この間に30人くらいが追い越していく・・・・ちょっと勿体ない気がしたが、先が長いので気にしない、気にしない!

 5km付近だろうか?心配していた急な下りカーブがあった。案の定、1部の選手が滑っていた後なので、雪が剥げてアイスバーンとなっている。スピードコントロールも難しい。溢れてしまいそうなので、無理しないで自ら転倒した。この後、同じようなところが何ヶ所もあり、上手く通過できたところもあったが、無理しないで早めに転倒したところが5回ほどあった。


7km付近の急な下り手前の渋滞
 7km付近では、前の方で渋滞している。近づくと、その先が急な下りカーブになっている。そこに係員がいて、前の選手が無事通過してからひとりずつ出してる。自分の番になったら、後ろからスキーを脱いで「順番ですから」という声を無視して、走り下りた選手がいた。それが邪魔で仕様がない。結局、それが気になって、ここでも転倒してしまった。腹立たしい!

 10km〜16kmは細かなアップダウンはあるが、概ね平坦で気持ちよくストロークを伸ばして滑ることができた。その後26km付近までの10km間が大きなアップダウンが続く。いつもは上りの途中で休みたくなるが、今回は、一度もそう思うことはなく、割と楽に登り続けることができた。

 中間地点の25kmのラップが、2時間08分。滑りがよいのでもっと速いと思っていたが、昨年や3年前と同じタイムだったのにはちょっとショックだった。

31.5kmの白旗山競技場

 26kmから31.5kmの白旗山競技場までは概ね下りが多いので、元気が回復できる大好きなところである。この間は、ロシアの大きな女性をペースメーカーとして、ずっと後を付いていった。白旗山競技場で写真を撮ったり、エードに寄っている内に離されてしまった。

 白旗山競技場は2週間前に「HBCラジオアルクスキー大会」の発着点となったところなので懐かしい。エードは、全体で8ヶ所あり、温かいスポーツドリンク、ミニシュークリーム、サンドイッチ、パン、みかん、バナナなどが用意され、充実している。一つとばしくらいのペースで、温かいスポーツドリンクは必ず、それ以外にはミニシュークリームを2回、サンドイッチ1回、バナナ2回を口にした。

 競技場から37km付近までは、緩やかながら徐々に高度を上げていくので結構利いてくるところであるが、今回はそれほどでもなく、気持ちよく滑走することができた。いつもは、じっくり休む37km地点のエードだが、今回は、例年にないほど余裕があった。そこに、いつもはずっと先に行っているはずに苫小牧のSaさんがいた。「なんでこんな所にいるの?」と聞いたら、「下り坂で巻き込まれて転倒し、脇腹を痛めた」という。「我慢して完走だけはしたい」と言って先にスタートしていった。


37km地点のエード・・・みんなここではゆっくりする

37kmからの緩やかな登りへと再スタート
 41km付近からのこのコース最難関・最高点焼山への魔の登りは、ここまで余りダメージがなかったせいもあり、それほど辛いとは思わずに登ることができた。

 後ろから「ファイト!」という声が掛けて追い越していった選手がまもなく転倒し、その先で休んでいた。再びこちらが前に出た。ゴール後判明したのだが、これまで何度も大会で顔を合わせているHYML仲間の恵庭のオコタンペさんだった。

 さらにその上で休んでいるSaさんを追い越す。「肋骨をやっているかも知れませんね〜。無理しないで」と言って先に出た。

ゴール後、無事完走記念の1枚

次々とゴールしてくる選手

 この頂点に立てば、もう終わったようなものだ・・・ゴールまでの7km、標高差190mの下りが続く・・・と思って漕ぎ出した途端、目の前に急な下りカーブ・・・スピードを殺すことができず、はみ出すが嫌で6回目の自らの転倒。

 それ以降は気持ちよく下りを楽しむことができた。下りはSaさんも痛みがないらしく、追いついてきた。相前後して最後の滑りを楽しむ。

 最後の3kmの地点まで来ると、ゴールの札幌ドームの銀屋根が目に入ってくる。Saさんがすぐ後ろに付いてくるのを感じながら、緩やかな下りの滑りを楽しみながらゴールを目指す。

○大満足のゴール

 辛いときはゴール後に内腿が攣ったりしたが、ここ数年でもっともダメージの少ない余裕のあるゴールだった。タイム的には8回のうち5番目のタイムだったが、タイムや順位よりも「苦しまないで滑りを楽しむ」という第一目標は達成できて大満足だった。ザラメ雪のお陰だが、急な下りカーブの転倒やスピードコントロールの必要がなければ、もっと良いタイムでゴールできたかも知れない。


 ゴールで、完走メダルを首に掛けてもらう。ゴールのエードで温かいスポドリやパンを口にし、ブタ汁を食べる。ドームの中で完走賞と記録賞をもらう。バスタオルがメインで、あとは協賛団体の白い恋人が入っていた。

 ゴールにもSaさんの症状を聞いたが、自分の3回の経験からすると、どうも肋骨にヒビが入っているような感じだ。彼は初体験らしい。「明日にでも病院へ行ってみます」言っていた。彼も毎週レースが続くはずだが、来週は無理かも?

 ゴール後まもなく、女子50kmの表彰式が行われた。ほとんどが現役大学生と外国人だった。そのそばに、大会役員と一緒に整列している日本ハム球団のマスコットキャラクターのぬいぐるみが人気を博していた。

 
大会要項や記録証、完走メダル、完走後渡された袋に入っていた参加賞等
 例年は、いつもすぐに帰路に就いて、疲れと闘いながらの運転だった。しかし、今回は、翌日に小樽の塩山丸山登山を予定していたので、急ぐことはない。苗穂駅前の蔵の湯まで走って、そこで完走ビールを飲んで酔いが醒めるまでまったりと疲れを癒した。

 さらに酔いを覚ましてから、コンビニで総菜等とビールを買い込み、車中泊予定の札樽道の金山PAまで走った。そこで、さらに飲み直した。

 結局翌日は、天候もイマイチで、雪質も滑りを楽しむことは無理なので、中止して、のんびり帰路に就いた。やはり、当日に運転して帰るよりずっと楽だった。来年以降もこのパターンにしようと思う。
 


 大会成績結果一覧

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