第23回おおたき国際スキーマラソン
15km 参戦記 13,02,10

ここ数年で最高の天気に恵まれたが、放射冷却で雪温が低く、前半は苦しい展開

天 候晴れ
気 温
雪 温
スタート時   −10℃
  〃     −12℃
ワックス

(効果)
base gallium ハイブリットベース
top gallium AXF20
(前半イマイチ、後半バッチリ)
記 録 1時間20分39秒
1km換算ラップ 5分24秒
7km中間ラップ 42分
順 位19位/72名(60歳以上男子)
 途中何度か抜けているが、20年来の参加となる「おおたき国際スキーマラソン」・・・今年で第23回を数える。今年もXC-KID'Sメンバーを中心にバスを仕立てて参加した。しかし、13名というこれまでで最少の人数で、寂しい限りである。10年ほど前は30名以上もいたのだが・・・。最近、どの大会も参加者が少しずつ減る傾向にあるが、我がクラブも同じ傾向にあるようだ。

 大会要項によると、参加者合計714名。昨年より100名以上も減っている。申し込み手続きが変わったことも影響しているようだ。そのうち自分が参加した15kmは195名、その中でも一番多い年代が60歳以上の72名。この大会も元気な年寄りが多い。しかし、これも昨年より25名ほども減っている。

ここ数年でもっとも良い天候に恵まれた。無風、快晴、凛とした徳舜瞥岳がすっきりとした姿で迎えてくれた。しかし、放射冷却で、スタート時の気温−10℃、雪温−12℃。予想より遙かに低い。日差しもあり、風もないので、寒さはそれほど感じない。

  距離が長いと、カメラ持参の撮影モードで臨むのだが、この大会は15kmで、年代別の順位も出るので、そのような余裕がない。したがって、いつも専属のカメラマンがいないときは、レース中の写真はない。今回も、カメラは持たなかった。

 30kmが9:50にスタートして、15kmは9:55。割と前列に並んでスタート。どうもワックスがイマイチ合っていないようで滑りが思わしくない。登りに掛かる3kmの比較的平坦なコースでも、どんどん追い越されモード。このコースの最難関は3〜4kmの急な登り。例年思うのだが、この登りに掛かる辺りで、だいたい順位が決まってしまうようだ。その後は、それほど追い越されたり、追い抜いたりが少なくなる。60歳代のゼッケンに追い抜かれても、それを追いかけるほどの余裕はない。とにかく自分の中でいっぱいっぱいのペースで頑張るしかない。
 
 3〜4kmの我慢の登りだが、年々辛くなってくる。しかし、立ち止まることはなく登り切ることができた。それから先は広い畑地の中を進むのだが、9km先まで標高差200mの緩い登りが続く。ひたすら、10kmから先の下りを楽しみに頑張る。7km地点の給食所で温かいお湯を飲む。ここでのラップが42分だった。予想よりだいぶ遅い。50代から60代前半までは40分を切っていたはずだ。それでも、日差しが暖かく、無風な上に、景色が最高。徳舜瞥岳の姿に励まされる。8km付近からは前を進む選手の姿がずっと見える。カメラを持ってきたら、収めたい眺めだ。

 9km近くになって、ようやく滑るようになってきた。もう少し頑張ると平らになり、その先に下りが続くと思うと元気が出てくる。そこからはギヤが入れ替わったようにずっと追い越しモードに変わる。下りに入っても非常によく滑り、9kmからは誰にも追い越されず15人ほど追い抜いた。その中に60代のゼッケンの人も2人いた。

長い滑降レースもどきの下りを楽しんでゴール。目標とした1時間15分くらいかと思ったが、それより5分も遅い1時間20分39秒にはちょっとがっかり。

 チップを返して、参加賞のきのこをもらう。抽選で、4000円もする子供用のXCスキー手袋が当たった。持ち帰ってもどうしようもないので、たまたま近くにいた4年生くらいの女の子にあげた。

 順位は、仮発表で、順位は19位だった。これまで、60歳以上の部の15kmになって、08年の4日後に大腸癌が見つかった大不調のときとスタート直後にポールを折ってリタイアした09年を除くと、寄る年並みと下から上がってくる若い人たちのせいで、4位、7位、12位、16位、20位と順調に?落ちてきていたのだが、なんとか、なんとか20位以内に踏みとどまることができた。ただし、年々参加者が減ってきているので、喜ぶことはできない。

 仲間のMaさんが15km40〜60歳未満の部で4位入賞。Naさんが30km60歳以上の部で5位入賞だった。自分も一度だけだが、60歳の時4位入賞したことが懐かしい。

名水亭でゆっくり温泉に浸かる。その後のバスは、例によって3時間半の宴会バスと化す。ビールの他に、参加できなかった仲間からの差し入れもあり、まさに飲み放題状態・・・・これが楽しみで、毎年参加しているようなものだ。







<過去の参戦記へ>
 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2010年 2012年



「スキーあれこれ」目次へ   HOMEへ

inserted by FC2 system