2010函館大沼国際クロカンスキーフェスティバル
10km参戦記   2010,01,17

今年が最後の開催になるらしく、2時間トライアルもなくなったので、10kmに参加

天 候快晴
気 温
雪 温
スタート時  −10℃
ワックス

(効果)
base gallium ブルー
top gallium AF20
(まあまあ)
記 録 48分44秒
8〜9位?/92名
 函館大沼プリンスホテルのゴルフ場を会場にした地元唯一のクロカンスキーのイベントだが、参加者が年々減少し、今年が最後の開催になるらしい。そのせいか、例年出場していた「2時間トライアル」がなくなり、10km、5km、3kmの3種目だけとなった。

 日程が「全日本スキー指導者研修会」の2日目と重なってしまったが、会場が近いので、午前中だけ中座してこちらに参加した。

 参加者は、10km92名、5km67名、3km38名で、合計197名だった。昨年は168名だった。最後だからということもあり、参加者が少し増えたようだ・・・。我が函館XC-KID'Sからは16名が参加・・・全員が5kmコースを2周する10kmにエントリー。 
 
 駒ヶ岳がスッキリと見える快晴・無風の放射冷却で、道南にしては珍しく冷え込んだ。現地の最低気温が−16.5℃だったらしい。しかし、スタートする頃には、暖かい陽光のお陰で、寒さを感じることはなかった。


MAEさん提供

MAEさん提供
 受付を済ませてアップしたが、気温が低いこともあり、全然滑らない。9:45から開会式があり、10:00に一斉スタート。

 自衛隊員と思われる段違いの速さの男性をトップにコースへと入っていく。過去にはいなかった速い女性も前に一人・・・。1kmほどまでは7番目で走る。XC-KID'Sの中では3番目・・・まあ順当な位置である。
 
 しかし、急で細いカーブやきつく長い上りもあって、一気に心拍数が上がる・・・アップ不足や滑りが悪いことなどから、バタバタした感じで、リズミカルな滑走ができない。一番苦しいときである。そうこうしているうちに4人の後続集団に一気に抜かれてしまう。

 追いかけようにも体が言うことを聞かない。自分のペースを掴むことが先だ。
 3kmほどになって、少しずつ体が慣れてきて、自分のペースで滑れるようになり、日当たりの良いところはよく滑るようになって来て、2人を抜き返すことができた。

 これまでの3kmコースを周回する2時間トライアルのコースより、長い上りがあったりでアップダウンが結構きつい。昨年まで負けたことのなかったTaさんにピッタリ付いて2周目に入る。

 2周目は、8kmの遅い人や5kmだけの人に声を掛けて、右や左、真ん中とすり抜けながらの滑走が続く。残り2kmほどで、こちらの板の滑りが良さそうなので、Taさんの前に出る。進境著しいIさんには追いつけなかったが、結局8番目くらいでゴールしたようだ。

  ゴール後、完走状と大沼の夢水気をいただき、ブタ汁に舌鼓を打つ。例年の1/3ほどの滑走距離なので、物足りない感じは否めない。

 仲間のゴールを待ちながら後続の参加者を応援する。スケーティング走法の人は苦しそうだが、大半の歩くスキーの人たちは、非常に楽しそうだ・・・いつも参加して場を盛り上げてくれる教育大のサッカー部の若者のパフォーマンス、北大水産学部の留学生たち、お揃いの法被を着て参加した森町立尾白内小学校の7名の先生方の楽しそうな姿が印象的だった。

 温泉で汗を流す仲間と別れて、午前中だけ抜けてきた「全日本スキー指導者研修会」へ戻るべく、大沼グリンピアスキー場へ向かう。 

過去の記録
2002年 2003年 2004年 2005年 2006年(不参加) 2007年2008年2009年


「スキーあれこれ」目次へ   HOMEへ

inserted by FC2 system