2009函館大沼国際クロカンスキーフェスティバル
2時間トライアル参戦記 09,01,18

08クロカンレース皮切りのレース、コースが大幅に変わり、コース整備もこれまでで最高の状態だった

天 候晴れ
気 温
雪 温
スタート時  −4
  〃     ?
ワックス

(効果)
base gallium ブルー
top gallium AF20
(まあまあ)
記 録 26km(8周+2km)
<周回ラップ>
※途中でラップ記録
を間違って、消去して
しまった。

1周目は12分30秒
2〜7周目は13分半ば
8周目は14分14秒
 この函館大沼XCフェスは、地元唯一のXCスキーの大会で、大沼プリンスホテルのゴルフ場を会場として開催される。毎年、これを皮切りのレースとしている。今年は、この後に、2/1「おおたき(15km)」、2/8「札幌国際(50km」、2/15「宮様(美瑛)(38km)」3/1「十勝大平原(67km)」と続く。

 会場に到着したら、スッキリとした青空の下で、駒ヶ岳が迎えてくれた(コース400m地点から撮影〜MAEさん提供)(1) 

3kmの周回コースを回る「2時間トライアル」に38名、5kmと10kmの「スキーハイク」に125名、合計163名がエントリー。なんか例年に比して寂しいと思ったら、トータルで昨年より 50名も少なかった。私の所属する函館XC-KID'S(クロカンキッズ)のメンバーも15名と、これまた例年より少なかった。主催者も挨拶の中で触れていたが、不景気の影響がこんなところにも現れるのだろうか?

 この大会は、昔は地元愛好者だけのエントリーで、トップグループは我がXC-KIDSが独占していたが、最近は、青森や札幌、室蘭など、あちこちから高レベルの選手が参加するようになってきた。今回も、昨年トップだった青森の選手、札幌のKiさん(私と話している人)(2)のほかに、いろいろなレースで60歳代入賞定連者の室蘭のMuさんも初参加。

 「国際」を名乗っているだけあって、北大水産学部、北海道教育大学、未来大学の留学生が12名・・・これも昨年は20名だったので、少なくなっていた。また、ゲストとして、昨年に引き続き、カルガリーオリンピック選手の江川淳氏が来ていたが、彼は10kmのスキーハイクの方で滑ったので、その滑りを見ることは出来なかった。

 開会式に続いて、10:00にまずは2時間トライアルのスタート。私は最前列に並んでスタートした(3)今年のコースは、昨年も変わったが、もっと大幅に変わっていた。しかし、コース整備は、幅といい、踏み固め方といい、これまでで最高の状態であった。

 コースに入ったときには、6番手で、半周ほどまではそのペースに付いていったが、徐々に離されてくる。後ろに私より速い顔ぶれがまだ数名いるようだ。

 1周してタイムをみたら、12分30秒である。2周目までは、私より遙かに速いOさんがピッタリと付いてくる。こちらをペースメーカーにして、足馴らしをしているとのこと。どうも落ち着かない(4)2周目の途中で、見たことのない女性に抜かれる。後でナンバーを見たらトップを走っていた青森の選手の奥さんのようだった。Oさんにも前に出て貰い、10番手になり、ようやく落ち着いて自分のペースで滑走できるようになる。最後まで、この位置は変わらなかったようだ。昨年は7番手で回ったので、更に速い新しい顔ぶれが3人増えていたようだ。

2〜7周目までは13分台半ばのイーブンペースで滑ることができた。最後の8周目で14分台に突入。コースも天候も雪質も最高で、方向によっては駒ヶ岳を正面に見たり、背にしたりと苦しいながらも気持ちの良い滑走を楽しむことができた(5)

 場所によっては、上り勾配なのに凄く滑るところや、下りなのに滑りの悪いところもあるのが不思議だ。滑りの良いところでは気持ちよくストライドを伸ばし、そうでないところは我慢の滑り・・・応援者や周回チェックの係員の固まっているスタート・ゴール地点は、一番格好良く滑りたいところだが、少し上り勾配になっている上に、毎年、なぜか滑りの悪いところなのが残念。

 8周目を終えて残りが10分少々・・・1kmコースへ入る。2周して10秒を残してゴール。トータルで26km。3kmの周回コースの長さが、その年によって短かったり長かったりして一定でないが、まあ、自分の実力からすると妥当なところだろう。

 ゴールすると、久しぶりに会った人から「体調大丈夫なの?」とか「すっかり元気になったんだね」という声をかけていただき、「そうか、俺は癌の手術をしたんだ」「昨年のこの大会は、腹に癌を抱きながら滑っていたんだ」ということを思い出す場面も・・・。

 ゴール後して、まずは、豚汁・・・今年の豚汁は例年より味がしみ込んで美味しかったような気がする。参加者が少なかったせいか、豚汁はお替わりもOKだった。仲間の一人が妻の分も貰って来てくれた。その他にアミノバリューとソイジョイをいただく。さらに、距離認定証を貰って(5)、帰路に就く。妻も一緒だったので、温泉には寄らず、帰宅後、自分一人で近くの富岡温泉へ。

 本番ならではの心地よい疲れを温泉で癒し、家に戻って直ぐのビールが美味い・・・至福の極み!翌日は軽い筋肉痛であった・・・。

過去の記録
2002年 2003年 2004年 2005年 2006年(不参加) 2007年2008年


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