瓶ヶ森(かめがもり)(1896m) <愛媛県/高知県> (日本三百名山)  09,5,26  
●(登り)男山経由コース
    (下り)瓶ヶ森ヒュッテコース
 <2名>
登山
地点
下山
4:05
4:25
4:50
登山口
5:40
5:25
5:00
男山ヒュッテ
頂上
[0:45]
所要時間
[0:40]
朝食後、伊予富士登山口へ

氷見ニ千石原から眺める左奧の頂上(女山)と男山(手前)

Naさんと石鎚山をバックに

・前日は、5年前の四国遍路の時にひとかたならぬお世話になった松山在住のNaさんと寒風山トンネルを抜けた先の道の駅「木の香」で待ち合わせて、瓶ヶ森の登山口駐車場まて走る。食べきれないほどの夕食をご馳走になり、明日に備える。

・今日は、瓶ヶ森と伊予富士だけの予定だった。しかし、Naさんの判断は、明日の笹ヶ峰と東赤石山の組み合わせはきついとのことで、伊予富士の最短コースを案内してもらっての石鎚連峰一日3山となった。朝の内の2山は2人で、笹ヶ峰は単独で登った。結果的に、14:00過ぎには下山できたので大正解だった。近くの3山の共通点は、どれも急峻で岩崖を配し、頂上付近の広大な笹原とあと10日ほどで花を咲かせそうなコメツツジの大群落とちょうど見頃のトサミツバツツジと遮るもののない大展望であった。

・四国には笹に覆われた山が非常に多いらしい。その代表格がこの瓶ヶ森で、石鎚山と相対する西面に展開する広大な笹原は氷見ニ千石原の名称で親しまれている。実は、5年前の四国遍路のときに、やはりNaさんに案内されて石鎚山に登り、その足でこの山に向かったが、ガスでまったく見えなかった。

・登山口で夜を明かし、ご来光狙いで、ヘッドランプを点けて4時過ぎにスタート。駐車場〜男山〜女山(頂上)〜瓶ヶ森ヒュッテ〜駐車場と回ったが、東の空に雲があり、ご来光は空振りに終わった。しかし、石鎚山を目の前に見ながらの前回見えなかった氷見ニ千石原に大満足。

・下山後、昨夜に引き続き、豪勢な朝食をご馳走になり、直ぐ近くの伊予富士の登山口へ移動。

5年ぶりの再会の松山市のNaさんから夕食をご馳走に

シルエットの石鎚山と夕焼け雲と飛行機雲

蔵王権現

頂上への手前から越えてきた男山を振り返る

氷見ニ千石原と石鎚山

氷見ニ千石原と石鎚山


伊予富士(いよふじ)(1756m) <愛媛県/高知県> (日本三百名山)  09,5,26   
●瓶ヶ森林道西口コース(ピストン)
 <2名>
登山
地点
下山
7:00
7:15
7:40
登山口
東黒森分岐
頂 上
8:35
8:20
8:00
[0:40]
所要時間
[0:35]
笹ヶ峰登山口へ

瓶ヶ森林道から望む伊予富士(中央が頂上)

石鎚山をバックに

・ 富士といえば、容姿端麗で独立峰のイメージをもつが、この山は存在感をそれぞれに誇示している数多い石鎚連峰の中では、むしろ控えめなくらい目立たない山だ。

・一番メジャーな寒風山トンネル上の桑瀬峠からピストンする予定だったが、次の笹ヶ峰の時間確保のため、瓶ヶ森林道の西口登山口からピストンした。頂上のすぐ下の南ビークの東斜面にはツクシシャクナゲの群落があり、ようやく花を開かせ始めたばかりだった。実はNaさんが、数日前に下見を兼ねて登った際に、1株だけは丁度見頃出迎えてくれるだろうと予想していたが、やはりその通りだった。石鎚連峰の山々はもちろん、この後や明日予定の笹ヶ峰も東赤石岳も360度の展望が素晴らしかった。

・下山後、西条市街地まで下りて、下津池にある笹ヶ峰林道入口でNaさんと別れて一人登山口を目指す。

最短コースの西口登山口

東黒森への縦走路で向きを変え、頂上を目指す

トサミツバツツジに彩られた頂上南斜面

寒風山とその奧の笹ヶ峰(丸い頂上)

南峰で花を開き、歓迎してくれたツクシシャクナゲ

これから花開くツクシシャクナゲと伊予富士頂上


笹ヶ峰(ささがみね)(1859m) <愛媛県/高知県> (日本三百名山)  09,5,26   

●笹ヶ峰林道終点コース
  丸山荘を起点に(登り)北斜面コース〜
             (下り)もみじ谷コース
 <単独>
登山
地点
下山
10:00
10:45
11:20
12:05
12:10
登山口
宿
丸山荘
14:05
13:35
13:15
12:50
12:35
寒風山分岐もみじ谷
頂 上
[2:10]
所要時間
[1:30]
道の駅「マインとピア別子」(入浴・泊)

伊予富士から寒風山越しに見える笹ヶ峰

不動明王を祀る社のある一等三角点の頂上

・石鎚連峰の東端に聳える名前の通りの山だった。石鎚山や瓶ヶ森とともに、山岳信仰の一拠点として、栄えてきた山とのこと。

・10:00スタート。途中に宿(しゅく)という、今はヒノキ林になっているが、整地されて石垣などもある広い平坦地に出る。かって別子銅山で使われた木炭の中継地跡で、あちこちから集められた木炭をここから馬に積んで運んだそうだ。その上の校舎のような造りのかっての営業小屋丸山荘を起点にして、下りはもみじ谷コースを回った。昼食はNaさんの奥さん手作りりのタケノコの皮に包まれた豪華な五目おこわ。多くて食べきれなかったので、夕食にも食べた。

・下山中に、反対回りの熊谷ナンバーの人と会った。下山後、今晩のねぐらとなる温泉併設の道の駅「マイトピア別子」へ向かう。時間的余裕があったので、コインランドリーでたまった汚れ物の洗濯をした。温泉から上がったら、キャンピングカーで日本一周をしている白老の男性に会い、しばらくお喋りをした。

かって別子銅山で使われた木炭の中継地跡

丸山荘から頂上を見上げる

ツクシシャクナゲのアップ

頂上手前から丸山荘と沓掛山を眺める

石鎚連峰に多い山のテーブル珊瑚と言われるコメツツジの群落

翌日登る予定の赤石連山

寒風山越しに伊予富士や石鎚山を望む

昼食にいただいたNaさんの奥様手作りの大きな五目おこわ・・・

東側への縦走路が繋がるちち山

(戻る) 三本杭・篠山   (進む) 東赤石山


HOMEへ  本州・四国・九州の山紀行へ

inserted by FC2 system