那岐山(なぎさん)(1250m) <鳥取県/岡山県> (日本三百名山)  09,5,20  
●Cコース〜Bコース(周回)
 <単独>
登山
地点
下山
5:00
5:55
6:35
6:50
第2駐車場
8:20
7:50
7:15
7:05
大神岩
三角点峰
5合目
A・B分岐
頂 上
[1:50]
所要時間
[1:15]
蛇淵の滝見学
上蒜山登山口へ

奈義町のすぐ後に聳える那岐山

頂上にて

・快晴の朝を迎える。しかし、夜明けが遅い。北海道より1時間ほどは遅い・・・西にいることを実感。

・まずは、鳥取県と岡山県の県境上の山名と語源が同じと思われる奈義町の平野部から直接聳えている那岐山へ。蛇淵の滝入口を起点に、まだ日の出前の5:00にスタートし、Cコースを登って、Bコースを下った。車での移動は縦走ができないので、このようなコース設定は非常にうれしい。

・展望のないヒノキ林の中を登っていく。やがて大神岩で、一気に広々とした南側の大展望が広がる。頂稜からの眼下に広がる奈義町を中心とした名前がやたらと大袈裟な日本原高原の展望と修験の山らしさが残る露岩の刻字が印象的だった。また、立派なヒノキの美林も印象的だが、全国に爪痕を残した平成16年の台風による倒木被害とその整備の跡が痛々しい。Bコースはその整備された中を下っていく。幼木を保護する鹿柵も設けられていた。

・下山後、蛇淵の滝を覗いて、上蒜山登山口へ2時間ほどのドライブ。

登山口の蛇淵の滝入口

ヤマツツジの咲くC・Bコース分岐付近から頂上を望む

大神岩

修験の山だった名残の露岩に彫られた「須佐之男命」の刻字

三角点ピークから頂上を望む

頂上下を彩るアカヤシオツツジ

頂上から奈義町を中心とする日本原高原を俯瞰する

颱風の痕跡が痛々しいヒノキ林

蛇淵の滝

この後多くの山で見掛けた名称不明の花

名称不明の花〜サクラの仲間?

渓流に咲くマンネングサの仲間


上蒜山(かみひるぜん)(1202m) <鳥取県/岡山県> (日本二百名山)  09,5,20  
 
●百合原牧場コース(ピストン)
 <単独>
登山
地点
下山
11:00
11:35
12:05
----
12:25
登山口
5合目
剣ケ峰
(昼食)
頂上
13:40
13:15
13:00
12:45
12:30
[1:25]
所要時間
[1:10]
大山登山口近くの民宿(入浴)
大山登山口駐車場(泊)

真ん中に登った尾根が見える上蒜山と中蒜山(右)

展望のない頂上にて

・広大な蒜山高原の北に連なる蒜山3山、東から下蒜山、中蒜山、上蒜山と続く。その最高峰が上蒜山。中国地方には大山に倣ってか、山を「せん」とか「ぜん」と読む山名が多い。これは、仏教との関わりで「呉音」の読みらしい。

・リゾート地らしい雰囲気の別荘地や民宿・ペンションなどが建ち並ぶ蒜山高原を抜け、百合原登山口を11:00にスタート。牛に見送られて牧場の中を抜け、同じコースをピストンした。ネザサに覆われた草原の斜面は、かつて牛馬の採草地として山焼きが行われた痕跡だそうである。

・この山の名山たる所以は、なんと言っても眼下に広がる広大な蒜山高原と大山の展望であろう。3合目までは杉とヒノキの林の物凄い急登が続くが、それ以降から8合目の槍ヶ峰までの展望が最高。ただし、頂上はブナに囲まれて展望なし。おまけにハエが五月蝿い。昼食は、まさに最高の展望台の槍ヶ峰へ戻ってから。

・明日の大山登山口まで、1時間ほど様々な形の大山を眺めながらのドライブ。

百合原牧場の中に続く登山道

展望の広がる快適な尾根を登る

蒜山高原を俯瞰する

8合目の剣ヶ峰から大山と烏ヶ岳(右)を望む

頂上の下から望む中蒜山と下蒜山

広大な蒜山高原

北海道では庭でしか目にしないレンゲツツジ

カシワの幼葉

ヒメハギ

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