釈迦ヶ岳(しゃかがだけ)(1800m) <奈良県> (日本二百名山) 09,6,2 |
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登山道の正面にずっと見えている釈迦ヶ岳頂上 |
釈迦如来像が設置された頂上 |
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・今日の釈迦ヶ岳と八経ヶ岳と明日の山上ヶ岳は、1800mピークを連ねる大峰山脈上の熊野古道の修験の道「大峯奥駈道」の途中のピークである。今回は、たまたま横からお邪魔するだけであるが、機会があったら、1週間ほど掛けてその修験の道を縦走したいものである。この釈迦ヶ岳は、大峰南部の雄峰で、山頂に青銅の3.6mの釈迦如来像が設置されていることで有名な山である。 ・神戸のAさん情報で、十津川村旭口から林道を19km走り、峠にある登山口から最短コースを辿った。今回辿った登山道は、尾根道だが、快適な稜線歩きといった雰囲気だった。ほとんど整備の手が入っていず、おまけに疎林帯でずっと展望が楽しめ、久しぶりに高山の雰囲気を楽しめた。頂上からも360度の大展望が欲しいままだった。 ・青空をバックに立っていた山頂の釈迦如来像は、大正時代に「鬼まさ」と呼ばれる強力が一人で道を開き、3つに分けて担ぎ上げたという。台座だけで134kgあるという。凄い男がいたもんだ。山頂一帯に、初めて目にする清楚な白いツヅジが綻び出していた。花は下を向いて咲いている。下山途中で出会ったご夫婦に聞いたら、これがシロヤシオツヅジとのこと。しかも、これは皇室の愛子様のお印だとか・・・。 |
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整備された比較的新しい登山口 |
釈迦ヶ岳の南側に聳える大日岳の尖鋒〜この稜線も奧駈道 |
千丈平 |
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初めて目にしたシロヤシオツツジ(ゴヨウツツジ) |
青空をバックの釈迦如来像 |
奧駈道の稜線の先に聳える、この後登る八経ヶ岳 |
八経ヶ岳(はっきょうがだけ)(1915m) < 奈良県> (日本百名山) 09,6,2 |
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弥山小屋付近から見る八経ヶ岳 |
頂上の上に逆さ虹のような「環水平アーク」が・・・ |
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・大峰山脈の最高峰。近畿の最高峰でもあり、日本百名山にも選ばれている。地図には、別名の八剣山や仏教ヶ岳との記載も見られる。 ・行者還トンネルからピストンした。登山道の2/3は奥駈道だった。その出会いまでの急登がきつかった。1400m〜1600m辺りはシロヤシオが満開であった。その出会いから奧駈道は石碑や石仏があり、信仰の山らしい雰囲気が漂う。弥山小屋から弥山神社を往復して八経ヶ岳を目指した。一帯の立ち枯れの林が痛々しい。 ・頂上標識の上に、逆さ虹が見えた。「環水平アーク」と呼ばれる、漂う板状氷晶により光屈折が起きる非常に珍しい現象らしい。これほど色彩の非常にはっきりとしたものも珍しいらしい。 ・朝の内に釈迦ヶ岳を登ったこともあり、この山は、今回の山旅で最もハードな感じで珍しく疲れを感じた。明日の大台原近くの上北山の道の駅は温泉が休みだったので、さらに南下して、下北山村の「きなりの湯」で疲れを癒し、夕食を摂り、駐車場で泊まった。 |
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満開のシロヤシオツツジ(ゴヨウツツジ) |
奧駈道への合流点〜この先は釈迦ヶ岳へ続く |
奧駈道を示す標識〜弁天の森 |
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途中から八経ヶ岳(左)と弥山(右)を望む |
聖宝の宿跡の理源大師像 |
営業小屋の弥山小屋〜この日も利用者は多かった |
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痛々しい枯れ木の間を抜けて弥山神社へ |
弥山山頂の弥山神社 |
八経ヶ岳頂上から望む枯木の山肌が目立つ弥山 |
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頂上から朝の内に登った釈迦ヶ岳を望む |
頂上から望む明日予定の大台ヶ原 |
環水平アークの内暈と外暈 |