大和葛城山(やまとかつらぎやま)(959m) <大阪府/奈良県> (日本三百名山) 09,5,31 |
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直ぐ下の町から頂上を望む |
広々とした公園のような頂上 |
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・岐阜に長期出張中の帯広在住のとしさんから同行の申し出をいただき、8:00に大和葛城山の登山口で待ち合わせたが、生憎の雨。仕方ないので、二人で近くの明日香村観光へ。昼食後、山は諦めて、奈良観光をして帰路に就くというとしさんと別れて、だいぶ青空も広がって来たので、再び一人大和葛城山登山口へ。 ・この大和葛城山は、奈良県と大阪府に跨がる金剛・葛城山脈上の山。気軽に登れ、ロープウェイもあり、多くのハイカーから親しまれている山らしい。 ・1000円の駐車料金は痛かったが、13:30にロープウェイ駅の下からスタートした。午前中は天気が悪かったにもかかわらず、日曜日ということもあり、下山して来る70人ほどとすれ違った。頂上にも同じくらいの人がいて、非常に賑やかだった。家族連れと若いカップルが、目に付いた。 ・展望は南隣の明日予定の金剛山はもちろん、午前中回って歩いた明日香などの大和平野、反対側の大阪府方面の眺めも素晴らしかった。下山時に寄った頂上南から西側にかけて一面のツツジ公園はすでに花が終わっていた。 |
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行者の滝 |
ヒノキ林の中を行く |
シャクナゲの群生 |
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頂上から明日予定の金剛山を望む |
もう花が終わっていた広大なツツジ園 |
大和平野の展望〜畝傍山(左)と天香久山(右) |
蘇我馬子の発願で596年(推古4)に完成した、日本初の本格的寺院。塔を3金堂が囲む大寺だったが、鎌倉時代に伽藍の大半を焼失した。現在の本堂は江戸時代の再建だが、本尊銅造釈迦如来坐像(重要文化財)は創建時の飛鳥時代の作。飛鳥大仏の名で親しまれる。 |
飛鳥資料館に展示されている「石人像」 |
・実は、今回の山旅のどこかで訪問したいと考えていた明日香村である。 ・大和葛城山の予定だったが、午前中雨だったので、駆けつけてくれた岐阜に長期出張中の帯広のとしさんと二人で観光に切り替えた。 ・見処を厳選して、飛鳥寺〜飛鳥資料館〜天武・持統天皇陵〜高松塚古墳〜石舞台古墳と回った。 ・飛鳥資料館は、飛鳥の歴史や色々な史跡などの展示や説明が充実している。また、「キトラ古墳壁画四神−青龍白虎−」春期特別展開催中であった。 ・テレビや書物などでは目にしてはいたが、まさに念願の百聞は一見にしかずであった。 |
落ち着いた家並みの市街地 |
天武・持統天皇陵への階段 |
鬱蒼とした林に覆われる天武・持統天皇陵 |
高松塚古墳〜直径23mの小さな円墳だが、石槨[せきかく]内に描かれた壁画(国宝)で有名。青竜、白虎などの四神[ししん]や、女子群像、星座が極彩色で描かれた壁画は、1972年(昭和47)に発見された。只今は整備工事中? |
石舞台古墳〜巨石を積み上げた姿があまりに有名な、飛鳥のシンボル。6世紀の築造で、蘇我馬子[そがのうまこ]の墓というのが定説。墳丘は1辺50mの方墳で、幅8.4mの濠が巡る。 |
石舞台古墳内部の日本最大級の横穴式石室 |