08北アルプス・ローラー山行 08、7/27〜8/13 |
登った山の順路 |
今回の山旅を「ローラー山行」と名付けたのは、 天候に恵まれ、結果的に、 一昨年以来の北アルプスにある日本三百名山33山の残り 21山のローラー作戦を計画通りに完遂できたことにある。 一昨年の初挑戦は、秋雨前線に徹底的に阻まれてガス中の乗鞍岳のみ、 2度目の昨夏は、後半悪天候で、槍ヶ岳、奥穂高岳、焼山、霞沢岳のみ、 3度目の昨秋も。後半悪天候で、常念岳、大天井岳、燕岳、餓鬼岳、 有明山、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳のみで、 ともに計画通りには行かなかった。。 今回の計画段階では、奥深い赤牛山や烏帽子岳も含め、 この21山をいかに効率よく登るかということに頭を使った。 そのための一番の工夫は、 三俣山荘のテン場をベースキャンプにして、 野口五郎小屋を烏帽子岳のアタックキャンプとして、 体力まかせで、停滞も含めて6泊7日で、 中央部の8山を踏破したことである。 7/27に白馬岳からスタートしたが、この出だしの3日間は もの凄い雷雨や暴風雨の洗礼を受けたが、 それ以降は天候に恵まれ、8/13の毛勝山で、 計画通りに踏破することができた。 この間、 テント泊8泊、山小屋泊は避難の素泊まりも含めて3泊、車中泊7日。 また、三俣山荘と笠ヶ岳山荘では、夕食のみ摂ることができたので、 夕食分の食糧を3回分減らすことができた。 あと装備では、 昨夏の反省を生かして、3シーズン用のシュラフを持参した。 お陰で昨夏のような夜の寒さに震えることはなかった。 使用した靴は、 トレイルラン用の靴10日、登山靴6日、スパイク長靴2日であった。 トレラン用の靴は酷使に耐えかねて途中で縫い目がほつれてしまった。 あと特筆すべきは、 快晴の天候も、必ずといっても良いほど9時頃からガスが湧きだし、 せいぜい午前中しか持たないので、早朝速攻に心掛けたことである。 お陰で、頂上では360度の大展望に恵まれることが多かった。 写真中心の山行記は下記か、「本州・四国・九州の山」からどうぞ! |
所要日数 | 月日 | 山 名 | 所在県 | 備 考 | その夜の宿泊場所 |
1日目 | 7/27 | 白馬岳 | 長野県/富山県 | 百名山 | 白馬山荘(避難素泊まり) |
2日目 | 7/28 | 雨で停滞 | 白馬山荘(避難素泊まり) | ||
3日目 | 7/29 |
雪倉岳 〜朝日岳 | 新潟県/富山県 |
二百名山 三百名山 | 道の駅・白馬 |
4日目 | 7/30 | 唐松岳 | 長野県/富山県 | 三百名山 | からまつ山荘テン場 |
5日目 | 7/31 | 五龍岳 | 富山県 | 百名山 | 扇沢駐車場 |
6日目 | 8/1 |
針ノ木岳 〜蓮華岳 | 長野県/富山県 |
二百名山 三百名山 | 道の駅・風穴の里 |
7日目 | 8/2 |
新穂高温泉 〜三俣山荘テン場 | 三俣山荘テン場 | ||
8日目 | 8/3 |
三俣蓮華岳 〜黒部五郎岳 |
富山県/岐阜県/長野県 富山県/岐阜県 |
三百名山 百名山 | 三俣山荘テン場 |
9日目 | 8/4 | 雨で停滞 | 三俣山荘テン場 | ||
10日目 | 8/5 |
鷲羽岳 〜水晶岳 〜赤牛岳 〜野口五郎岳 |
長野県/富山県 富山県 富山県 長野県/富山県 |
百名山 百名山 二百名山 三百名山 | 野口五郎小屋 |
11日目 | 8/6 | 烏帽子岳 | 長野県/富山県 | 二百名山 | 三俣山荘テン場 |
12日目 | 8/7 | 笠ヶ岳 | 岐阜県 | 百名山 | 笠ヶ岳山荘テン場 |
13日目 | 8/8 |
笠ヶ岳 〜新穂高温泉 | 薬師岳登山口 | ||
14日目 | 8/9 | 薬師岳 | 富山県 | 百名山 | 立山駅前駐車場 |
15日目 | 8/10 | 鍬崎山 | 富山県 | 三百名山 | 雷鳥沢キャンプ場 |
16日目 | 8/11 | 剱岳 | 富山県 | 百名山 | 雷鳥沢キャンプ場 |
17日目 | 8/12 |
奧大日岳 〜立山(雄山) | 富山県 |
二百名山 百名山 | 毛勝山登山口 |
18日目 | 8/13 | 毛勝山 | 富山県 | 二百名山 | 道の駅・滑川 |