2007北海道スキーマラソン
30km参戦記 07,01,28

一周目はワックスが合い、快調な走りだったが、2周目になって急に滑りが悪くなり、どんどん追い抜かれる・・・。

天 候くもりときどき晴れ
気 温 スタート時 気温 −4℃
       雪温 −4℃
ワックス



(効果)
base gallum bleu
top  gallum AXF20
finish SWIX ceraFC007
         (焼き付け)
(1周目バッチリ、2周目ガックリ)
記 録
2時間06分17秒
1km換算 4分12秒
(1周目 1時間00分04秒)
順 位 60歳以上の部
23位/73名
ラップ     <1周目><2周目>
10km  38分41秒、42分20秒
15km  21分23秒、23分49秒
 昨シーズンから北広島プリンスホテルの冬期間休業とスキー場閉鎖で開催が気になったが、関係者の努力で、今年も継続開催となってホッとする。30kmの部はそのゴルフ場と周辺の牧場を舞台とする特設の15kmコースを2周する。起伏は多いが、それほど長くきつい登りはなく、登り切ってしまえば大好きな下りが待っていて、それが繰り返されるという、参加する大会の中で最も好きなコースである。
 
 今年は、全体で前回より参加者が250名も多く、1000人を越えたそうだ。今年から歩くスキーの参加料が無料になったせいか?

 例年通り、道都大学の駐車場からのシャトルバスに乗って、会場入り。アップのために外に出ると直ぐに、四国遍路以来のお付き合いとなっている地元在住の74歳のスーパー健脚大師ことTaさんと再会。昨年から始めたスケーティングで昨日は15kmを試走、今日は10kmに参加とのこと。お互い元気で再会できたことに感激し、健闘を祈って握手をする。

 アップ前に、5列目に板を置いて、別の板でアップをする。しばらく新雪が降っていないようだ。この様な雪は良く滑るはずである。開会式に間に合うように出直すと、同じXC-KID'S仲間のタニさんと札幌のKiさんに逢うことができた。

 10:00、30kmがスタート。バラけるまでは、必ず転倒者がいる。それに巻き込まれないように気を付けながら抑え気味に滑走する。ワックスもバッチリ合っているようだ。ごちゃごちゃ状態から脱して、2列の滑走が続く。「苦しみより楽しみ」を心がけるが、前後に同じ60歳代のゼッケン(500番台)の人が3人ほど固まっている。ついつい意識してしまう。自分のペースを保ちながらもその人たちと抜きつ抜かれつで、心地よい滑りを楽しむ。

 それほど、疲れを感じることもなく1周目を折り返す。タイムは1時間ちょうどくらいである。自分の実力からしても会心のレースである。エードでスポーツドリンクを摂り、1周目で相前後していた3人の500番台の人を従えて2周目に入る。

 ところが、2周目の2km付近から急に滑りが悪くなる。太陽が顔を出し、雪温が上がったせいであろうか?・・・ストライドが全然伸びない。こんなにガクンと滑らなくなるのは初めての経験である。まだそれほど疲れているとは思えない。あっという間に後ろの500番台の人たち抜かれる。懸命に後を追うがどんどん離されていく。日陰に入ると滑るところをみると、やはりワックスが合っていないようである。AXF30を混ぜれば良かったと後悔する。他の選手にも抜かれることが多くなる。その度にゼッケンを見ては500番代以外の人であれば安心する。それでも500番台の人にも4,5人ほど抜かれたようだ。悔しいけどどうしようもない。

  ゴールまであと1kmほどのところで、1周目で相前後していた500番代の一人が目に入ってくる。かなり疲れているようだ。その人を抜いて安心したら、後ろから別の500番台の人が追い上げてくる。この人だけには抜かれまいと、最後の力を振り絞ってゴールを目指す。

 2時間06分台でゴール。1周目より6分も遅いのは初めての経験である。せいぜい2分ほどなのだが・・・。それでも、ゴール後の満足感には翳りはない。タイムや順位はともかく、このゴールの後満足感や達成感が大会へのエントリーの楽しみなのだから・・・。

 ゴール後、Kiさんと一緒にタニさんのゴールを待つが、体が冷えてきたので、諦めてゴルフハウスに戻る。ブタ汁を食べて風呂に入ったら、タニさんに会えた。Kiさんの家に泊まって明日帰るという彼と別れて、帰路に就く。

 翌日の「道新スポーツ」によると、順位が予想以下の23位であった。1周目で相前後していた一人は1時間01分台で14位であった。この人には2周目で5分も投げられてしまったことになる。60歳代デビューした一昨年は9位、昨年は13位、今年は23位とどんどん落ちていくのがちょっと悔しい。来年は、少しでも順位を戻せるようにしたいものである。



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