2年前に日高主稜線上のエサオマントッタベツ岳〜ペテガリ岳間を繋ぐ計画を立てた。第1弾として
エサオマン〜カムエク〜1823峰〜コイカクを3泊4日で成し遂げ、第2弾として、ペテガリ東尾根コースからポンヤロマップ岳経由の3泊4日の計画で、ペテガリCカールまで来た。しかし、悪天候に阻まれて断念し、ペテガリ西尾根へ下り、
結果的には西尾根〜東尾根の縦走に終わっていた。
昨年は右肩の故障で藪漕ぎ登山を自粛し今年に賭けた。年齢的にも、残りのルート的にも、多分今回で日高主稜線の縦走は最後の機会になるかも知れない。そんな不退転の計画であった。幸い、同じルートを残していたHYML仲間の札幌のYaさん(函館出身)が同行を申し出てくれた。今年になって4度の同行経験のある強力な助っ人登場である。当初、8月上旬に計画したが、天候が思わしくないので、二人の都合が一致するこの時期まで延びた。今回のルートのペテガリ〜ルベツネ〜1599峰〜ヤオロマップ岳間は、縦走する人も非常に少なく、藪が濃くてきつい行程になることは覚悟の計画である。
まず、車を1台下山口となるコイカクシュサツナイ川出会いにデポする必要がある。8/30の夜に中札内村市街地で待ち合わせ、札内川ヒュッテに泊まるところからスタートである。
<1日目・神威山荘〜ペテガリ山荘への山越え>