天 候 | 晴れ |
気 温
雪 温 |
スタート時 気温 −17℃
雪温 −16℃ |
ワックス
(効果) |
base gallium グリーン+ブルー
top gallium AXF10:+AXF20=1:1
finish swix セーラFC007焼き付け
(概ね周りの人よりは滑っていた) |
記 録 |
5時間41分44秒
(1km換算ラップ 4分01秒) |
順 位 | 201位/1300名(男女混合総合) |
途中経過タイム |
北大雪スキー場(スタート) 0:00
丸瀬布(37km地点) 2:13
遠軽(60km地点) 3:38
(10分休憩)
上湧別(ゴール・85km地点) 5:41 |
国内最長のこの大会は、標高670mの白滝村の北大雪スキー場の下(数年前から営業閉鎖)をスタートし、白滝村市街地の西側から湧別川沿いに丸瀬布町、遠軽町、ゴールの上湧別町まで4町村を滑走する大会である。個人85kmの部(ちなみに謳い文句となっている「100km」は駅伝の部)だけでも、全国から今年は1300名以上も参加した大規模な大会である。距離は長いが、標高差650mの概ね下りのコースなので、「札幌国際スキーマラソン50km」で4時間を切れば、この大会は6時間を切ることができるといわれている大会である。
初参加の昨年は様子見も兼ねていたが、今年は、タイムはその年の天候や雪温の状態によって異なるものの昨年同様6時間を切ることと昨年より順位を上げること、疲れたら休み、無理しないで自分のペースで滑りを楽しむことを目標に参加した。結果は、低温が災いしてみんなタイムを落としていたために、昨年より1分ほど遅いタイムであったが、順位は一気に100位近くも上がり、201位という大満足の結果であった。
前日の早朝に函館を出て、一気に白滝村集落基幹センターまで9時間掛けて車で走って受付を済ませ、さらに宿を予約してあった上川町まで戻る。翌朝5時30分に宿を出てスタート地点へ向かう。快晴の放射冷却で途中温度計が最低で−21℃まで下がる。スタート時でも、−17℃であった。道南では経験することがなく、30年以上も前に旭川で経験して以来の低温である。しかし、これ以上の好天はないと思われるほどの快晴・無風状態で、これまでに登ったことのある白滝天狗岳やチトカニウシ、支湧別岳、ニセチャロマップ岳などの周りの山々が朝日に輝いて迎えてくれる。
ワックスは、galliumのAXF10:+AXF20を1:1で塗り、買い換えたswixのFC007を焼き付けたアトミックの板と、swixのLF6にフッ素を塗らないフィッシャーの板を持ち込んだが、galliumの方が若干滑るのでそちらを選ぶ。結果的には、渋いながらもスタート直後の高いところも後半の低いところも、概ね周りの人よりは滑っていたような気がする。AXF10:+AXF20を2:1の割合に混ぜた方がもっとよかったのかも知れない?
<7:30 まずは、北大雪スキー場をスタートし、白滝村を抜け、丸瀬布まで標高差470mの37km(1kmラップ3分36秒)>
スタート地点へ行くと、すでに多くの位置取りスキーが置かれていて(1)、前から20番目ほどの列にスキーを置く。スキーテストをした後自分の置いたスキーの位置が分からなくなるので、スキーを雪面に斜めに刺して、ストックを組んで立てて車まで戻り、準備をする。その途中、この大会だけに絞って参加したいうEIZI@名寄さんと再会するが、インフルエンザに罹って間もないとかで、例年より色白で顔色も冴えない感じである。「後ろからのんびりと行きますから・・」とのことであったが、ゴールでは会うことはできなかった。
ウインドブレーカーと靴をゴールまで運んでくれるトラックに預けて、スタート地点へ戻る。今年もウエストバックにカメラ持参の撮影モードである。まずは、
スタート地点でチトカニウシ岳とこれから滑るコースをバックに写真を撮ってもらう(2)。今年は20回大会ということで、荻原健司がゲストとして参加していて、スタート前に挨拶があった。