2005 
函館大沼国際クロスカントリースキーフェスティバル
 2時間タイムトライアル参戦記
05,01,23

6週連続のクロカン大会の皮切りであるこのフェスは、これまでの最高記録を塗り替える快走で、さい先よいスタートを切ることができた。

天 候快晴/無風
気 温スタート時 雪温−6℃
ワックス

(効果)
base GALLIUM ブルー
top  GALLIUM AXF20
finish セーラFC100焼き付け
(まあまあ)
記 録 31km(最高記録)
1km換算 3分52秒
(5位/38人)
<みごとに少しずつ
 落ちていく3km周
 回ラップ>
@10分41秒
A11分12秒
B11分26秒
C11分28秒
D11分34秒
E11分38秒
F11分40秒
G11分48秒
H11分56秒
I12分02秒
+1km周回
  4分21秒
 函館近郊で唯一のクロカンスキーの大会である。会場は函館大沼プリンスホテルのゴルフ場で、種目は「スキーハイク」(5km,10km)と一周3kmのコースを2時間でどれだけ滑走できるかを競う「2時間タイムトラアル」の2種目である。今年は「スキーハイク」は195名、「2時間タイムトラアル」は38名のエントリーである。だんだん、参加者が少なくなっているような気がする。

 例年天候には恵まれるこの大会であるが、今年も快晴・無風である。駒ヶ岳の剣が峰がすっくりと天を突く姿をバックにしたすばらしいロケーションのフェスティバルである。

 今年は練習の機会が多かったので、密かに昨年記録した30kmを越えることを願っての会場入りである。結果的には、3kmの周回コースを昨年より常に30秒ほど速いタイムで滑走し続け、給水もせずに10周し、最後の4分30秒を残して1kmの周回コースに入り、合計31kmを記録することができた。うれしいこれまでの最高記録である。

 いつも2台のスキーを用意していくが、今回はGALLIUMのワックスを塗ったアトミックの1台だけを用意して会場入りする。アップ時にコースの前半を滑ってみたが、例年と少しコースが変わっているところがある。アップを終えて、アミノバイタルを飲み、草餅大福を食べてスタート地点に着く。気温は低いが太陽光線が当たり、無風なので、開会式も長く感じないままスタートとなる。

 スタートから1周目は、同じXC-KIDSのMaさんの後に着いて2番で回るが、例年より明らかにコースが狭い。とくに絶対広くしてもらいたい急な登りが非常に狭く、ストライドを延ばすことができずにイライラする。Maさんのあとに付いていくのは「オーバーペースだなぁ」と思いながら周回地点へ戻ったら、直ぐ後ろに付いていたらしい4人に相次いで抜かされて6番手になる。まあ、顔ぶれを見ると妥当なところである。

 2周目は彼等を追っての滑走となる。直ぐ前を行く若い男性が、登りの狭いコースにスキーの先を取られて2度ほど転倒する。狭くて追いこすことができないので、ゆっくり待ってあげたが、すっかり意欲をなくした格好で、「お先にどうぞ!」と言う。このまま、ずっと前の2人の姿を視界に捉えたまま5番手での滑走が最後まで続いた。

  2周目になると、よく滑るところとそうでないところがはっきりしてきて、ペースの配分が分かる。渋くて辛いところも多く、ワックスはそれほど合っているという感じではないが、まあまあといったところであろう。1周目の10分台は飛ばしすぎだが、2周目から9周目まで少しずつペースダウンはしてきたがずっと11分台で滑走することができたのは、これも初体験である。5周目を終えたところで、残り時間が1時間03分以上もありびっくりする。これで、10周のめどが立つ。

 ワックスがみごとに合っているという感じでもないのに例年より1周のタイムが30秒ほどずつ速い。2箇所ほどコースが変わっているので、距離がいつもより短いのではないかと思いながらずっと滑走していた。しかし、ゴール後、いろいろな人に話しても、自分のペースや周回数からも変わっていないと言う。Maさんは、「今年、練習の機会も増えたので速くなったんですよ」と言ってくれる。8周目で昨年も一番多く滑走した滝川から参加しているHiさんに抜かれたが、昨年は7周目で抜かれことを考えると、やはり自分が速くなったのであろうか?

 9周を終えたところで、まだ16分以上も残っていて、あと1周は十分余裕がある。10周して、残りの時間で多分1km周回コースは一回りできるであろう。ということはこれまでの最高記録の昨年の30kmを越えることは確かである。しかし、9周目と10周目はさすがヨレヨレである。とにかく狭い登りが辛い。なるべく前を見ないで目の前のコースだけを見て最後の力を振り絞る。

 10周を終えた時点で4分30秒ほど残っている。1km周回コースへ入り、ゆっくりと回っても間に合う時間である。ゴール手前100mで同じクラブのNaさんを捕まえ、みんなの見ているところでデットヒートを演じて喜ばせてみたが、最後数センチの差で負けちゃった。

 ゴール後、記録証をもらい、豚汁を食べ、クラブの参加者で記念写真を撮る。帰り、大野町のしんわの湯で汗を流し、みんなでラーメンを食べて別れる。

仲間から送られてきた写真
    
    
    



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